鳩山一郎の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(鳩山一郎君) ただいまお許しを得ましたから着席のまま答弁させていただきます。ただいまの御質問は、ソ連と日本との交渉はロンドンの一本でありまして、松木全権がマリクと交渉している以外にソ連との交渉はございません。松木全権がマリクと交渉しておる要諦は、平和条約を結ぶというのであり、平和条約を結ぶのには、戦争によって起きたところの占領だとかその他の事柄を全部解決するということも含まれておるのでありまして、領土問題の解決等は当然にその中に入っておるのでございます。その方式においてロンドンにおいてやっております。この以外に日ソの交渉はございません。一月の二十六日の記者会談におきます私の発言について何か不十分なことがあったとみえまして、疑惑を世の中に起しましたけれども、それは私はとにかくソ連と日本との間は戦争状態終結を早く確定したいという熱望がありまして、戦争状態終結を早くしたいというのが新聞記者の耳に強く映じたとみえて、領土問題はあと回ししてもかまわないというような点まで考えたらしいのです。けれども、私は領土問題はあと回しでいいと言った覚えもなし、また戦争状態を終結をするのにはソ連の一方的な発言があればたくさんだと言ったような記憶もないのであります。誤解のないようにお願いをいたします。

発言情報

speech_id: 102415261X00519560215_011

発言者: 鳩山一郎

speaker_id: 28307

日付: 1956-02-15

院: 参議院

会議名: 予算委員会