千田正の発言 (予算委員会第三分科会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○千田正君 関連して。ただいま北委員のお尋ねに対して官房長のお話は雑穀類は農業の主たる生産物ではないから、農林省当局としてはあまり重点を置いて考えてないというふうなお答えのようにわれわれは聞いたのですが、しかしこれは非常にミステークだと思いますね。これは水稲を中心とした、あるいは陸稲を中心とした米作地帯というものは別としまして、北海道であるとか東北であるとか、あるいは長野とか、ああいうような山岳地帯、もしくは水田に適さないところの主たる作物というものはやはり雑穀に依存しなければならない。これは当然あなた方常にお考えになっておることであって、そうしてその雑穀に依存しなければならないとするならば、雑穀の大宗は何かといいますると、今お話のあった大豆のようなものであります。ところが今お話の中に無計画的に海外からそういうものを入れておるのじゃないというお話でありますが、統計に現われておるように、過去三年間あたりは大豆などは六十万トン平均入れておる。昨年においては八十万トンである。二十万トン増加しなければならなかったという理由はどこにあろのですか。しかも幸いにして昨年度、いわゆる三十年度においては大豆の生産が比較的によかったので、二十万トンの増加によって国内の大豆の値段が非常に値下りになって、生産コストが合わなくなって、大豆その他に農家経営の重点を置いておったそうした山岳地帯なり、北海道なり東北などの農民というものを非常な失望に陥れて現在おります。そこでただいま北委員のお尋ねのように・そうした地帯の農民の農家経営の大宗をなすところの雑穀のうち、特に大豆のようなものに対しては、価格安定法という法律があるのだから、そのうちの対象として繰り入れて、農林省は親心を持ってそうした農民の農家経営の重点を考えてやるのが当然じゃないかという御質問があったのですが、私もそれは当然だと思います。それで今のお尋ねに対して、年々外国から入れるところの大豆その他に対してはどういう政策をもってやっておるのか、あらためて私はお伺いしたい。昨年どういうわけで八十万トンというものを輸入したのですか。