小平忠の発言 (予算委員会)

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○小平(忠)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、北海道の冷害、東北あるいは北信越の冷害、さらに九州、中国地方を襲いました台風災害、さらに公務員の給与改訂あるいは年末手当、健保の赤字解消、中小企業の年末融資等の問題で補正予算の要求をいたしております立場から、総理大臣を初め、関係閣僚の所信をただしたいと思うのであります。
 予算補正の問題に対しまする質疑に入ります前に、私は当面する外交、貿易、国内問題につきまして、総理大臣に若干質問をいたしたいと思うのでありますが、鳩山総理大臣が先般七十三才の老体と御不自由なからだにみちうちまして、はるばるモスクワまでおもむかれて、全国民多年の悲願でありまする日ソ交渉の、妥結を見、調印をなされてきたということに関しましては、その御労苦とまた現下のわが国の情勢を考えてみまして、不満足ながらも過日衆議本会議におきまして、わが党もこの共同宣言以下三件に対しまして賛成をいたしたわけであります。
 そこで最近の中近東なり東ヨーロッパにおきまする情勢は、これはわれわれの見方、また政府の見解、率直に申し上げて、私は政府はきわめて手放しの楽観論でないかと思うのであります。総理大臣は激動するあのさ中にモスクワまでおいでになられておりまして、よく東欧、中近東の情勢はあなたの目で見てこられ、よくその情勢を判断されておるのでありますが、この中近東並びに東ヨーロッパの情勢についてどのような見解を持っておらるるか。さらに日ソ交渉批准後におきまするわが国の国際的地位を高めていくという観点に立って、あなたはこの問題についてどのようにお考えになっておりますか、まず第一にお伺いいたしたいと思うのであります。

発言情報

speech_id: 102505261X00119561130_006

発言者: 小平忠

speaker_id: 11712

日付: 1956-11-30

院: 衆議院

会議名: 予算委員会