予算委員会
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会
会議録情報#0
昭和三十一年十一月三十日(金曜日)
午前十時二分開議
出席委員
委員長 三浦 一雄君
理事 稻葉 修君 理事 川崎 秀二君
理事 北澤 直吉君 理事 重政 誠之君
理事 西村 直己君 理事 小平 忠君
理事 柳田 秀一君
相川 勝六君 赤城 宗徳君
井出一太郎君 今井 耕君
植木庚子郎君 小川 半次君
河野 金昇君 小坂善太郎君
周東 英雄君 須磨彌吉郎君
竹山祐太郎君 楢橋 渡君
野田 卯一君 橋本 龍伍君
福田 赳夫君 藤本 捨助君
古井 喜實君 松浦周太郎君
山口喜久一郎君 山本 勝市君
山本 猛夫君 足鹿 覺君
石田 宥全君 井手 以誠君
今澄 勇君 川俣 清音君
久保田鶴松君 小松 幹君
田原 春次君 辻原 弘市君
成田 知巳君 西村 榮一君
古屋 貞雄君 八百板 正君
山花 秀雄君
出席国務大臣
内閣総理大臣 鳩山 一郎君
外 務 大 臣 重光 葵君
大 蔵 大 臣 一萬田尚登君
文 部 大 臣 清瀬 一郎君
厚 生 大 臣 小林 英三君
農 林 大 臣 河野 一郎君
通商産業大臣 石橋 湛山君
運 輸 大 臣 吉野 信次君
郵 政 大 臣 村上 勇君
労 働 大 臣 倉石 忠雄君
建 設 大 臣 馬場 元治君
国 務 大 臣 大麻 唯男君
国 務 大 臣 太田 正孝君
国 務 大 臣 正力松太郎君
国 務 大 臣 船田 中君
出席政府委員
人事院総裁 淺井 清君
大蔵事務官
(主計局長) 森永貞一郎君
通商産業事務官
(公益事業局
長) 岩武 照彦君
委員外の出席者
総理府事務官
(自治庁税務部
長) 奥野 誠亮君
専 門 員 岡林 清英君
―――――――――――――
六月一日
委員和田博雄君辞任につき、その補欠として山
花秀雄君が議長の指名で委員に選任された。
同月二日
委員山本猛夫君及び小松幹君辞任につき、その
補欠として塚田十一郎君及び原彪君が議長の指
名で委員に選任された。
同日
委員塚田十一郎君辞任につき、その補欠として
山本猛夫君が議長の指名で委員に選任された。
同月三日
委員宮澤胤男君、辻原弘市君、中村英男君及び
原彪君辞任につき、その補欠として福田赳夫君、
鈴木義男君、足鹿覺君及び小松幹君が議長の指
名で委員に選任された。
七月十二日
委員古屋貞雄君辞任につき、その補欠として風
見章君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十三日
委員相川勝六君及び風見章君辞任につき、その
補欠として芦田均君及び和田博雄君が議長の指
名で委員に選任された。
同日
委員芦田均君辞任につき、その補欠として相川
勝六君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十八日
委員和田博雄君辞任につき、その補欠として風
見章君が議長の指名で委員に選任された。
八月一日
委員川俣清音君辞任につき、その補欠として芳
賀貢君が議長の指名で委員に選任された。
同月十一日
委員足鹿覺君及び芳賀貢君辞任につき、その補
欠として田中利勝君及び川俣清音君が議長の指
名で委員に選任された。
同月十三日
委員川俣清音君及び成田知巳君辞任につき、中
村時雄君及び日野吉夫君が議長の指名で委員に
選任された。
同月二十四日
委員小平忠君、井手以誠君及び柳田秀一君辞任
につき、その補欠として芳賀貢君、川俣清音君
及び成田知巳君が議長の指名で委員に選任され
た。
同月二十七日
委員芳賀貢君辞任につき、その補欠として小平
忠君が議長の指名で委員に選任された。
同月三十日
委員中村時雄君及び日野吉夫君辞任につき、そ
の補欠として芳賀貢君及び柳田秀一君が議長の
指名で委員に選任された。
九月三日
委員田中利勝君辞任につき、その補欠として井
手以誠君が議長の指名で委員に選任された。
同月七日
委員井手以誠君辞任につき、その補欠として日
野吉夫君が議長の指名で委員に選任された。
同月十一日
委員井出一太郎君辞任につき、その補欠として
加藤常太郎君が議長の指名で委員に選任された。
同日
委員加藤常太郎君辞任につき、その補欠として
井出一太郎君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十八日
委員芳賀貢君辞任につき、その補欠として多賀
谷真稔君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十九日
委員多賀谷真稔君辞任につき、その補欠として
小川豊明君が議長の指名で委員に選任された。
十月一日
委員小川豊明君及び日野吉夫君辞任につき、そ
の補欠として足鹿覺君及び有馬輝武君が議長の
指名で委員に選任された。
同月三日
委員足鹿覺君辞任につき、その補欠として神田
大作君が議長の指名で委員に選任された。
同月十日
委員有馬輝武君及び芳賀貢君辞任につき、その
補欠として芳賀貢君及び日野吉夫君が議長の指
名で委員に選任された。
同月十一日
委員神田大作君辞任につき、その補欠として井
手以誠君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十三日
委員山花秀雄君辞任につき、その補欠として石
橋政嗣君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十六日
委員小松幹君辞任につき、その補欠として木下
哲君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十七日
委員井手以誠君辞任につき、その補欠として志
村茂治君が議長の指名で委員に選任された。
十一月十日
委員石橋政嗣君、風見章君、木下哲君、志村茂
治君、鈴木義男君及び日野吉夫君辞任につき、
その補欠として山花秀雄君、足鹿覺君、井手以
誠君、古屋貞雄君、小松幹君及び辻原弘市君が
議長の指名で委員に選任された。
同月十六日
委員足鹿覺君及び川俣清音君辞任につき、その
補欠として石田宥全君及び稲富稜人君が議長の
指名で委員に選任された。
同日
委員石田宥全君及び稲富稜人君辞任につき、そ
の補欠として足鹿覺君及び川俣清音君が議長の
指名で委員に選任された。
同月十九日
委員藤本捨助君辞任につき、その補欠として池
田勇人君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十日
委員足鹿覺君及び井手以誠君辞任につき、その
補欠として赤路友藏君及び有馬輝武君が議長の
指名で委員に選任された。
同日
委員有馬輝武君辞任につき、その補欠として井
手以誠君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十一日
委員井手以誠君及び辻原弘市君辞任につき、そ
の補欠として稲富稜人君及び鈴木義男君が議長
の指名で委員に選任された。
同月二十二日
委員川俣清音君及び川上貫一君辞任につき、そ
の補欠として日野吉夫君及び志賀義雄君が議長
の指名で委員に選任された。
同月二十六日
委員志賀義雄君辞任につき、その補欠として川
上貫一君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十七日
委員稲富稜人君辞任につき、その補欠として有
馬輝武君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十八日
委員日野吉夫君及び古屋貞雄君辞任につき、そ
の補欠として川俣清音君及び風見章君が議長の
指名で委員に選任された。
同月二十九日
委員赤路友藏君、有馬輝武君、川俣清音君、風
見章君、鈴木義男君及び矢尾喜三郎君辞任につ
き、その補欠として足鹿覺君、井手以誠君、稲
富稜人君、古屋貞雄君、辻原弘市君及び石田宥
全君が議長の指名で委員に選任された。
同日
委員稲富稜人君辞任につき、その補欠として川
俣清音君が議長の指名で委員に選任された。
同月三十日
委員池田勇人君辞任につき、その補欠として藤
本捨助君が議長の指名で委員に選任された。
同日
理事小平忠君及び柳田秀一君委員辞任につき、
その補欠として小平忠君及び柳田秀一君が理事
に当選した。
―――――――――――――
十一月十二日
次の委員会開会要求書が提出された。
予算委員会開会要求書
公務員給与改訂、健康保険赤字対策、災害補償
等に伴う予算補正措置について、説明を聴取し、
質疑をする必要あるにつき、直ちに委員会を開
会致されたく衆議院規則第六十七条第二項の規
定により左記連名にて要求します。
昭和三十一年十一月十二日
予算委員長 三浦 一雄殿
予算委員 柳田 秀一
小平 忠
足鹿 覺
井手 以誠
今澄 勇
川俣 清音
久保田鶴松
小松 幹
河野 密
田原 春次
辻原 弘市
成田 知己
西村 榮一
古屋 貞雄
八百板 正
矢尾喜三郎
山花 秀雄
―――――――――――――
十一月二十九日
予算の公聴会に関する陳情書
(第四四四号)
を本委員会に参考送付された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
理事の互選
国政調査承認要求に関する件
予算の実施状況に関する件
―――――――――――――
この発言だけを見る →午前十時二分開議
出席委員
委員長 三浦 一雄君
理事 稻葉 修君 理事 川崎 秀二君
理事 北澤 直吉君 理事 重政 誠之君
理事 西村 直己君 理事 小平 忠君
理事 柳田 秀一君
相川 勝六君 赤城 宗徳君
井出一太郎君 今井 耕君
植木庚子郎君 小川 半次君
河野 金昇君 小坂善太郎君
周東 英雄君 須磨彌吉郎君
竹山祐太郎君 楢橋 渡君
野田 卯一君 橋本 龍伍君
福田 赳夫君 藤本 捨助君
古井 喜實君 松浦周太郎君
山口喜久一郎君 山本 勝市君
山本 猛夫君 足鹿 覺君
石田 宥全君 井手 以誠君
今澄 勇君 川俣 清音君
久保田鶴松君 小松 幹君
田原 春次君 辻原 弘市君
成田 知巳君 西村 榮一君
古屋 貞雄君 八百板 正君
山花 秀雄君
出席国務大臣
内閣総理大臣 鳩山 一郎君
外 務 大 臣 重光 葵君
大 蔵 大 臣 一萬田尚登君
文 部 大 臣 清瀬 一郎君
厚 生 大 臣 小林 英三君
農 林 大 臣 河野 一郎君
通商産業大臣 石橋 湛山君
運 輸 大 臣 吉野 信次君
郵 政 大 臣 村上 勇君
労 働 大 臣 倉石 忠雄君
建 設 大 臣 馬場 元治君
国 務 大 臣 大麻 唯男君
国 務 大 臣 太田 正孝君
国 務 大 臣 正力松太郎君
国 務 大 臣 船田 中君
出席政府委員
人事院総裁 淺井 清君
大蔵事務官
(主計局長) 森永貞一郎君
通商産業事務官
(公益事業局
長) 岩武 照彦君
委員外の出席者
総理府事務官
(自治庁税務部
長) 奥野 誠亮君
専 門 員 岡林 清英君
―――――――――――――
六月一日
委員和田博雄君辞任につき、その補欠として山
花秀雄君が議長の指名で委員に選任された。
同月二日
委員山本猛夫君及び小松幹君辞任につき、その
補欠として塚田十一郎君及び原彪君が議長の指
名で委員に選任された。
同日
委員塚田十一郎君辞任につき、その補欠として
山本猛夫君が議長の指名で委員に選任された。
同月三日
委員宮澤胤男君、辻原弘市君、中村英男君及び
原彪君辞任につき、その補欠として福田赳夫君、
鈴木義男君、足鹿覺君及び小松幹君が議長の指
名で委員に選任された。
七月十二日
委員古屋貞雄君辞任につき、その補欠として風
見章君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十三日
委員相川勝六君及び風見章君辞任につき、その
補欠として芦田均君及び和田博雄君が議長の指
名で委員に選任された。
同日
委員芦田均君辞任につき、その補欠として相川
勝六君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十八日
委員和田博雄君辞任につき、その補欠として風
見章君が議長の指名で委員に選任された。
八月一日
委員川俣清音君辞任につき、その補欠として芳
賀貢君が議長の指名で委員に選任された。
同月十一日
委員足鹿覺君及び芳賀貢君辞任につき、その補
欠として田中利勝君及び川俣清音君が議長の指
名で委員に選任された。
同月十三日
委員川俣清音君及び成田知巳君辞任につき、中
村時雄君及び日野吉夫君が議長の指名で委員に
選任された。
同月二十四日
委員小平忠君、井手以誠君及び柳田秀一君辞任
につき、その補欠として芳賀貢君、川俣清音君
及び成田知巳君が議長の指名で委員に選任され
た。
同月二十七日
委員芳賀貢君辞任につき、その補欠として小平
忠君が議長の指名で委員に選任された。
同月三十日
委員中村時雄君及び日野吉夫君辞任につき、そ
の補欠として芳賀貢君及び柳田秀一君が議長の
指名で委員に選任された。
九月三日
委員田中利勝君辞任につき、その補欠として井
手以誠君が議長の指名で委員に選任された。
同月七日
委員井手以誠君辞任につき、その補欠として日
野吉夫君が議長の指名で委員に選任された。
同月十一日
委員井出一太郎君辞任につき、その補欠として
加藤常太郎君が議長の指名で委員に選任された。
同日
委員加藤常太郎君辞任につき、その補欠として
井出一太郎君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十八日
委員芳賀貢君辞任につき、その補欠として多賀
谷真稔君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十九日
委員多賀谷真稔君辞任につき、その補欠として
小川豊明君が議長の指名で委員に選任された。
十月一日
委員小川豊明君及び日野吉夫君辞任につき、そ
の補欠として足鹿覺君及び有馬輝武君が議長の
指名で委員に選任された。
同月三日
委員足鹿覺君辞任につき、その補欠として神田
大作君が議長の指名で委員に選任された。
同月十日
委員有馬輝武君及び芳賀貢君辞任につき、その
補欠として芳賀貢君及び日野吉夫君が議長の指
名で委員に選任された。
同月十一日
委員神田大作君辞任につき、その補欠として井
手以誠君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十三日
委員山花秀雄君辞任につき、その補欠として石
橋政嗣君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十六日
委員小松幹君辞任につき、その補欠として木下
哲君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十七日
委員井手以誠君辞任につき、その補欠として志
村茂治君が議長の指名で委員に選任された。
十一月十日
委員石橋政嗣君、風見章君、木下哲君、志村茂
治君、鈴木義男君及び日野吉夫君辞任につき、
その補欠として山花秀雄君、足鹿覺君、井手以
誠君、古屋貞雄君、小松幹君及び辻原弘市君が
議長の指名で委員に選任された。
同月十六日
委員足鹿覺君及び川俣清音君辞任につき、その
補欠として石田宥全君及び稲富稜人君が議長の
指名で委員に選任された。
同日
委員石田宥全君及び稲富稜人君辞任につき、そ
の補欠として足鹿覺君及び川俣清音君が議長の
指名で委員に選任された。
同月十九日
委員藤本捨助君辞任につき、その補欠として池
田勇人君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十日
委員足鹿覺君及び井手以誠君辞任につき、その
補欠として赤路友藏君及び有馬輝武君が議長の
指名で委員に選任された。
同日
委員有馬輝武君辞任につき、その補欠として井
手以誠君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十一日
委員井手以誠君及び辻原弘市君辞任につき、そ
の補欠として稲富稜人君及び鈴木義男君が議長
の指名で委員に選任された。
同月二十二日
委員川俣清音君及び川上貫一君辞任につき、そ
の補欠として日野吉夫君及び志賀義雄君が議長
の指名で委員に選任された。
同月二十六日
委員志賀義雄君辞任につき、その補欠として川
上貫一君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十七日
委員稲富稜人君辞任につき、その補欠として有
馬輝武君が議長の指名で委員に選任された。
同月二十八日
委員日野吉夫君及び古屋貞雄君辞任につき、そ
の補欠として川俣清音君及び風見章君が議長の
指名で委員に選任された。
同月二十九日
委員赤路友藏君、有馬輝武君、川俣清音君、風
見章君、鈴木義男君及び矢尾喜三郎君辞任につ
き、その補欠として足鹿覺君、井手以誠君、稲
富稜人君、古屋貞雄君、辻原弘市君及び石田宥
全君が議長の指名で委員に選任された。
同日
委員稲富稜人君辞任につき、その補欠として川
俣清音君が議長の指名で委員に選任された。
同月三十日
委員池田勇人君辞任につき、その補欠として藤
本捨助君が議長の指名で委員に選任された。
同日
理事小平忠君及び柳田秀一君委員辞任につき、
その補欠として小平忠君及び柳田秀一君が理事
に当選した。
―――――――――――――
十一月十二日
次の委員会開会要求書が提出された。
予算委員会開会要求書
公務員給与改訂、健康保険赤字対策、災害補償
等に伴う予算補正措置について、説明を聴取し、
質疑をする必要あるにつき、直ちに委員会を開
会致されたく衆議院規則第六十七条第二項の規
定により左記連名にて要求します。
昭和三十一年十一月十二日
予算委員長 三浦 一雄殿
予算委員 柳田 秀一
小平 忠
足鹿 覺
井手 以誠
今澄 勇
川俣 清音
久保田鶴松
小松 幹
河野 密
田原 春次
辻原 弘市
成田 知己
西村 榮一
古屋 貞雄
八百板 正
矢尾喜三郎
山花 秀雄
―――――――――――――
十一月二十九日
予算の公聴会に関する陳情書
(第四四四号)
を本委員会に参考送付された。
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
理事の互選
国政調査承認要求に関する件
予算の実施状況に関する件
―――――――――――――
三
三浦一雄#1
○三浦委員長 これより会議を開きます。
この際お諮りいたします。委員の異動に伴いまして理事二名欠員となっておりますので、その補欠を選任いたしたいと存じますが、先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →この際お諮りいたします。委員の異動に伴いまして理事二名欠員となっておりますので、その補欠を選任いたしたいと存じますが、先例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
三
三
三浦一雄#3
○三浦委員長 次にお諮りいたします。予算の実施状況に関する件につきまして、議長に対し国政調査の承認を求めたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
三
三浦一雄#4
○三浦委員長 御異議なければ委員長において直ちに所要の手続をとることといたします。
暫時休憩いたします。
午前十時三分休憩
――――◇―――――
午前十時四十三分開議
この発言だけを見る →暫時休憩いたします。
午前十時三分休憩
――――◇―――――
午前十時四十三分開議
三
小
小平忠#6
○小平(忠)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、北海道の冷害、東北あるいは北信越の冷害、さらに九州、中国地方を襲いました台風災害、さらに公務員の給与改訂あるいは年末手当、健保の赤字解消、中小企業の年末融資等の問題で補正予算の要求をいたしております立場から、総理大臣を初め、関係閣僚の所信をただしたいと思うのであります。
予算補正の問題に対しまする質疑に入ります前に、私は当面する外交、貿易、国内問題につきまして、総理大臣に若干質問をいたしたいと思うのでありますが、鳩山総理大臣が先般七十三才の老体と御不自由なからだにみちうちまして、はるばるモスクワまでおもむかれて、全国民多年の悲願でありまする日ソ交渉の、妥結を見、調印をなされてきたということに関しましては、その御労苦とまた現下のわが国の情勢を考えてみまして、不満足ながらも過日衆議本会議におきまして、わが党もこの共同宣言以下三件に対しまして賛成をいたしたわけであります。
そこで最近の中近東なり東ヨーロッパにおきまする情勢は、これはわれわれの見方、また政府の見解、率直に申し上げて、私は政府はきわめて手放しの楽観論でないかと思うのであります。総理大臣は激動するあのさ中にモスクワまでおいでになられておりまして、よく東欧、中近東の情勢はあなたの目で見てこられ、よくその情勢を判断されておるのでありますが、この中近東並びに東ヨーロッパの情勢についてどのような見解を持っておらるるか。さらに日ソ交渉批准後におきまするわが国の国際的地位を高めていくという観点に立って、あなたはこの問題についてどのようにお考えになっておりますか、まず第一にお伺いいたしたいと思うのであります。
この発言だけを見る →予算補正の問題に対しまする質疑に入ります前に、私は当面する外交、貿易、国内問題につきまして、総理大臣に若干質問をいたしたいと思うのでありますが、鳩山総理大臣が先般七十三才の老体と御不自由なからだにみちうちまして、はるばるモスクワまでおもむかれて、全国民多年の悲願でありまする日ソ交渉の、妥結を見、調印をなされてきたということに関しましては、その御労苦とまた現下のわが国の情勢を考えてみまして、不満足ながらも過日衆議本会議におきまして、わが党もこの共同宣言以下三件に対しまして賛成をいたしたわけであります。
そこで最近の中近東なり東ヨーロッパにおきまする情勢は、これはわれわれの見方、また政府の見解、率直に申し上げて、私は政府はきわめて手放しの楽観論でないかと思うのであります。総理大臣は激動するあのさ中にモスクワまでおいでになられておりまして、よく東欧、中近東の情勢はあなたの目で見てこられ、よくその情勢を判断されておるのでありますが、この中近東並びに東ヨーロッパの情勢についてどのような見解を持っておらるるか。さらに日ソ交渉批准後におきまするわが国の国際的地位を高めていくという観点に立って、あなたはこの問題についてどのようにお考えになっておりますか、まず第一にお伺いいたしたいと思うのであります。
鳩
鳩山一郎#7
○鳩山国務大臣 中近東並びに東欧問題につきまして、詳細な事柄については外務大臣から答弁してもらいます。ただわれわれは国連憲章の精神でもって、どうか平和的に解決してもらいたいという希望をもって監視しておる次第であります。東欧問題につきましてもハンガリー、ポーランド両国民にはとにかく同情の意を表する次第でありますが、これらの国民の声が十分聴取されまして、事態の円満なる解決のできることを希望しておる次第であります。詳しいことは外務大臣から答弁してもらいます。
この発言だけを見る →重
重光葵#8
○重光国務大臣 それでは中近東方面の一般情勢について私の見るところを御説明いたしたいと存じます。一般情勢につきましては、本会議におきまして申し述べたところよって大体御了解を得たことと思います。あの情勢が今日までまだ続いておる情勢でございます。それで、本会議で申し上げました通りに、中近東方面すなわちスエズ運河の問題から発した中近東の情勢と、それからハンガリーの国内情勢からくる東欧の情勢、こういうふうに大体二方面から観察したのでございます。今日のその後の状況をざっと申し上げます。中近東の問題につきましては、国際連合の取り上げるところとなって、国際連合において主として処理されておるということは御存じの通りであります。他方東欧の問題は、国際連合において取り上げられました。しかしながらハンガリーもまたソ連も、これは国内問題であるからといって、国際連合の問題にすることを拒否しておる状況でございます。しかしそれだからといって、国際関係全体がそれで解決されておるというわけではむろんないのであります。非常に今日は困難な事態に進んでおることは御承知の通りであります。
さて中近東の方面におきましては、国際連合において国際警察軍を組織して、そうして英、仏、イスラエルの軍隊をエジプトから撤退するということになって、その方向に進んでおるわけでございますが、いまだに完全なる撤退はないわけでございます。それと同時に、スエズ運河の自由通過を実現する、つまり今通航の阻止されておる状況を除き、自由通航のできるようにするという問題がここにあるのでありますけれども、エジプトは、スエズ運河の問題はエジプトの国内問題として、エジプトの主権のもとにあるのであるからエジプトでやる、こういう態度をとっております。また英仏の方はこれを国際的に処理しようというところで、まだ一致していないようであります。
さようなことで、国際連合がしきりにスエズ運河の問題については努力しておるのでありますけれども、まだ解決は見ておらないという状況でございます。スエズ運河の問題はさような事態でございますが、なぜスエズ運河の問題が起ったかというと、ここに大きな背景があるので、それを見のがすことのできないことは、前に私が説明した通りでありますが、その背景を見るに至って大きく問題になっているのは、ソ連のアラブ諸国に対する勢力の伸張と申しますか、積極的な政策が大きく関係をいたします。それが結局スエズ問題にも発展したわけでありますが、そこでソ連が今日アラブ諸国のうちに勢力を伸ばしておるということについて、特にシリアの状態が注目をされておるのであります。シリアにソ連が軍事根拠地を作るとか、またシリア軍の訓練をやっておるとか、いろいろな報道がございますが、ソ連側はこれを否定しております。しかしいずれにしてもシリアについて問題がある、ソ連の勢力がシリアに非常に植えつけられておるという懸念が国際的に持たれておるということは、これは事実でございます。さようなわけで、スエズ運河の問題はスエズ運河の問題にとどまらずして、大きくいえば、共産陣営と西欧側との大きな世界の勢力争いに転換をしつつあるというのが今日の状況でございます。これは日本としても非常に注目しなければならぬので、この国際情勢は決して私は楽観は許されないと思います。しかし今すぐそれならば大きな衝突があるというふうには見るべきものでもなかろうかと思いますが、しかしその発展はきわめて用心深く観察しなければならない、こう考えておるのであります。
大体以上のようなことを申し上げておきたいと思います。
この発言だけを見る →さて中近東の方面におきましては、国際連合において国際警察軍を組織して、そうして英、仏、イスラエルの軍隊をエジプトから撤退するということになって、その方向に進んでおるわけでございますが、いまだに完全なる撤退はないわけでございます。それと同時に、スエズ運河の自由通過を実現する、つまり今通航の阻止されておる状況を除き、自由通航のできるようにするという問題がここにあるのでありますけれども、エジプトは、スエズ運河の問題はエジプトの国内問題として、エジプトの主権のもとにあるのであるからエジプトでやる、こういう態度をとっております。また英仏の方はこれを国際的に処理しようというところで、まだ一致していないようであります。
さようなことで、国際連合がしきりにスエズ運河の問題については努力しておるのでありますけれども、まだ解決は見ておらないという状況でございます。スエズ運河の問題はさような事態でございますが、なぜスエズ運河の問題が起ったかというと、ここに大きな背景があるので、それを見のがすことのできないことは、前に私が説明した通りでありますが、その背景を見るに至って大きく問題になっているのは、ソ連のアラブ諸国に対する勢力の伸張と申しますか、積極的な政策が大きく関係をいたします。それが結局スエズ問題にも発展したわけでありますが、そこでソ連が今日アラブ諸国のうちに勢力を伸ばしておるということについて、特にシリアの状態が注目をされておるのであります。シリアにソ連が軍事根拠地を作るとか、またシリア軍の訓練をやっておるとか、いろいろな報道がございますが、ソ連側はこれを否定しております。しかしいずれにしてもシリアについて問題がある、ソ連の勢力がシリアに非常に植えつけられておるという懸念が国際的に持たれておるということは、これは事実でございます。さようなわけで、スエズ運河の問題はスエズ運河の問題にとどまらずして、大きくいえば、共産陣営と西欧側との大きな世界の勢力争いに転換をしつつあるというのが今日の状況でございます。これは日本としても非常に注目しなければならぬので、この国際情勢は決して私は楽観は許されないと思います。しかし今すぐそれならば大きな衝突があるというふうには見るべきものでもなかろうかと思いますが、しかしその発展はきわめて用心深く観察しなければならない、こう考えておるのであります。
大体以上のようなことを申し上げておきたいと思います。
小
小平忠#9
○小平委員 ただいまの総理大臣なり外務大臣の御答弁を承わっておりますと、特にただいまの外相の御答弁でありますが、きわめて楽観を許されないという。先般の本会議の席上におきましてあなたの答弁されました内容、あるいはあなたの外交問題に関する演説、これは非常に経過説明というか、従来の新聞論調なりあるいは外電なりニュース等に現われる問題を、収録して御報告されたような感じを実際に抱いたのであります。同時にまたあなたの御答弁はきわめて楽観的な御答弁であっと思うのですが、ただいまの御答弁によりますと、きわめて楽観を許さないという。しかし私がなぜこの問題をお伺いいたしたかと申し上げますと、従来の政府の中近東、東ヨーロッパに対しまする考え方は非常に楽観論に終始いたしておりますから承わったのでありますが、あなたの今の御答弁はきわめて抽象的な面もありますけれども、最後の御説明によっても、楽観を許さないという。御承知のように東欧におきまするところのソ連なり西ドイツ、あるいはフランス、イギリスの情勢、さらに地中海におきまする動きの問題、これらがさらに発展をしまして、中共の周恩来がすでに各国を訪問しているというような事実の問題、あるいはアメリカが沖繩に基地を持つ第七艦隊に対するところのいろいろな動きの問題、これらを総合してみますると、このスエズ運河に端を発しました中近東問題なりあるいは東ヨーロッパの問題というものは、これは決して軽視できない。政府はこの激動する国際情勢に対処して、日ソ交渉の妥結を契機に、日本の国際的地位をいかに高めていくかということについて、誤まりない国際情勢の判断の上に立っていただきたいと私は思うのであります。
そこで私はそういうようなことから鳩山総理大臣にさらにお伺いいたしたいのでありますが、あなたは過日モスクワにおもむかれて、日ソ交渉のいわゆる矢面に立っておられる。その交渉の最中に例のポーランド、ハンガリー、特にハンガリーの問題について、その情勢の急変によって、ソ連側から調印を二日ほど待ってくれないかと言われたということを、われわれ外電を通じて耳にしたのです。確かにポーランドにおけるあのような動揺というものが、直ちにハンガリーの問題に発展して、これは相当の問題になる、東欧に異変があるということは、当時少くとも世界の有識者はもう知っておることであるし、現にソ連内部におきましても相当動揺があった。あの調印をする前日には、ソ連の戦車隊が東部戦線に出動している。こういう激動する最中で、私はこの日ソ交渉というものはきわめて有利に展開されたはずだと思うのでありますが、この見通しと感賞の純さというか、そういう点において私はソ連を非常に有利にしたのではないかというように考えるわけであります。従ってこういうような客観情勢を達観するときに、少なくとも一国の総理、外務大臣は、鋭い烱眼と観察をもって対処していただきたい、こう思うのであります。そういう観点から、さらに一昨日の参議院の外務委員会におきまして、わが党の曽祢益氏の質問に答えて、外務大臣は、南樺太と北千島は、これは日本国有の領土でないんだ、サンフランシスコ条約においても放棄しておるんだから、ソ連に譲ってもよいというような発言をされた。それで昨日の委員会ではどうも取り消しをされたようなんです。きわめて不見識きわまることだと私は思う。この機会に外務大臣のほんとうの真意――そういうことをおっしゃるのには何か根拠があるのではないかと思う。承わっておきたいと思います。
この発言だけを見る →そこで私はそういうようなことから鳩山総理大臣にさらにお伺いいたしたいのでありますが、あなたは過日モスクワにおもむかれて、日ソ交渉のいわゆる矢面に立っておられる。その交渉の最中に例のポーランド、ハンガリー、特にハンガリーの問題について、その情勢の急変によって、ソ連側から調印を二日ほど待ってくれないかと言われたということを、われわれ外電を通じて耳にしたのです。確かにポーランドにおけるあのような動揺というものが、直ちにハンガリーの問題に発展して、これは相当の問題になる、東欧に異変があるということは、当時少くとも世界の有識者はもう知っておることであるし、現にソ連内部におきましても相当動揺があった。あの調印をする前日には、ソ連の戦車隊が東部戦線に出動している。こういう激動する最中で、私はこの日ソ交渉というものはきわめて有利に展開されたはずだと思うのでありますが、この見通しと感賞の純さというか、そういう点において私はソ連を非常に有利にしたのではないかというように考えるわけであります。従ってこういうような客観情勢を達観するときに、少なくとも一国の総理、外務大臣は、鋭い烱眼と観察をもって対処していただきたい、こう思うのであります。そういう観点から、さらに一昨日の参議院の外務委員会におきまして、わが党の曽祢益氏の質問に答えて、外務大臣は、南樺太と北千島は、これは日本国有の領土でないんだ、サンフランシスコ条約においても放棄しておるんだから、ソ連に譲ってもよいというような発言をされた。それで昨日の委員会ではどうも取り消しをされたようなんです。きわめて不見識きわまることだと私は思う。この機会に外務大臣のほんとうの真意――そういうことをおっしゃるのには何か根拠があるのではないかと思う。承わっておきたいと思います。
重
重光葵#10
○重光国務大臣 まず第一に国際情勢のことについて一言申し上げます。国際情勢について政府が常に楽観して、国際情勢をよく検討していないというようなお話がありましたが、政府はいまだかってわけもなく楽観したことはございません。毎回の国会で外交のことについて御説明しておる通りで、形勢を常に慎重に考慮して、そうして国際情勢の動きを検討して、それに応じて方針を立てて参っておることをよく説明いたしております。最近の国際情勢についても私が本会議で御説明したことは、ただ手放しの楽観論では決してございませんでした。その通りに大体動いております。これに対して、むろん御説の通りです。この深刻な国際情勢に対処して十分に施策を進めなければならぬ、こういうことは全然御同感でございます。
今、参議院の曽祢委員に対して、私が日ソ交渉について、領土問題について発言した南樺太や北千島の問題について、当を得ていない発言があった、こういうことでございます。私のこの発言は、他の機会において、衆議院の特別委員会等において御説明をし、私の意見を申し上げた点と、少くとも変っておるのじゃないのであります。それは、新聞にはいろいろ表題などをつけておるようでありますけれども、内容はどうであるかというと、南樺太、北千島の問題について条約論がございました。法理論を曽祢君が持ち出しました。法理論として南樺太、北千島は日本の固有の領土として主張したのであるかないかという問題が起りました。私は、日本の固有の領土として主張して、あくまでこれはどの国に対しても日本の固有の領土として譲歩しないと主張したのは、日ソ交渉においては国後、択捉の問題であった、こう説明しております。それでは条約論として南樺太、北千島の処理はサンフランシスコ条約に抵触するのかという条約論がありました。これは、領土の問題を日ソの間において処理することはサンフランシスコ条約には抵触すると私は考えておらぬと、こう説明しました。これが私の説明でございます。しかしながら、それだからソ連に対してこの領土を将来どう処分するかということについては一言も触れておらないのでございます。その政策は、従来ソ連に対して交渉した経緯をたどって日本の主張を維持しておる、こういうことを申しておるのであります。そういうようなわけでありますから、今のような誤解はないはずだ、こう私は考えておりますが、もし誤解がありますならば、はっきりとさような意思であるということを申し上げます。その点は昨日も参議院の外務委員会でまだ話が出ましたので、よく説明をしておいたわけでございます。
この発言だけを見る →今、参議院の曽祢委員に対して、私が日ソ交渉について、領土問題について発言した南樺太や北千島の問題について、当を得ていない発言があった、こういうことでございます。私のこの発言は、他の機会において、衆議院の特別委員会等において御説明をし、私の意見を申し上げた点と、少くとも変っておるのじゃないのであります。それは、新聞にはいろいろ表題などをつけておるようでありますけれども、内容はどうであるかというと、南樺太、北千島の問題について条約論がございました。法理論を曽祢君が持ち出しました。法理論として南樺太、北千島は日本の固有の領土として主張したのであるかないかという問題が起りました。私は、日本の固有の領土として主張して、あくまでこれはどの国に対しても日本の固有の領土として譲歩しないと主張したのは、日ソ交渉においては国後、択捉の問題であった、こう説明しております。それでは条約論として南樺太、北千島の処理はサンフランシスコ条約に抵触するのかという条約論がありました。これは、領土の問題を日ソの間において処理することはサンフランシスコ条約には抵触すると私は考えておらぬと、こう説明しました。これが私の説明でございます。しかしながら、それだからソ連に対してこの領土を将来どう処分するかということについては一言も触れておらないのでございます。その政策は、従来ソ連に対して交渉した経緯をたどって日本の主張を維持しておる、こういうことを申しておるのであります。そういうようなわけでありますから、今のような誤解はないはずだ、こう私は考えておりますが、もし誤解がありますならば、はっきりとさような意思であるということを申し上げます。その点は昨日も参議院の外務委員会でまだ話が出ましたので、よく説明をしておいたわけでございます。
小
小平忠#11
○小平(忠)委員 ただいまの外務大臣の御答弁によりますと、非常に食い違っております。私は単に新聞の報道だけであなたに承わっておるのではないのであります。速記録なり、特に質問をいたしましたわが党の曽祢氏とも昨日会ってよく聞いてみたのです。確かにあなたは、南樺太、北千島についてはサンフランシスコ条約において放棄しておるのだ、固有の領土でもないのだということを発言されておるのです。その通りですね。――同時にそのことは、あなたはソ連に譲ってもよろしいということをほのめかしておるという結論にはるのです。だからこそ、きのうあなたはそれを取り消されたのでございましょう。そうして南樺太、北千島といえども、日ソの国交が回復し、平和条約が締結された後においては、ソ連に対してその返還の要求をしてもいいのだ、するのだということをおっしゃっておるじゃありませんか。総理大臣もそれに答えられて、その通りと書っておるのです。ですからあなたは、少くとも一国の外務大臣として、法律論は法律論としても、現実の問題として南樺太、北千島は日本固有の領土でない、あれはソ連に譲ってもいいほどと言うことは、非常識もはなはだしい。同時にそういう発言は、国民感情の上からもまことに遺憾です。だから私はこの問題についてこの際明確に願っておきたいと思いますことは、南樺太、北千島についてあくまでも日本固有の領土として、将来もこの返還を要求していくという考え方を変えないかということについて、あらためて総理大臣にその見解を承わっておきたいと思うわけであります。
この発言だけを見る →鳩
小
鳩
鳩山一郎#14
○鳩山国務大臣 南樺太、北千島は御承知の通り日本は放棄をしております。放棄をしておりまして、これをソビエトに要求してもソビエトが承知するはずはないと思いまして、このたびの交渉においてはそういうことを主張しませんでした。
この発言だけを見る →小
小平忠#15
○小平(忠)委員 私は、今回共同宣言に現われた場合のことを承わっておるのではなくて、たまたま一昨日の重光外務大臣の発言からいろいろ疑惑の問題となって関心を買われておることだけに、承わっておるのですが、将来日ソの国交が回復して平和条約が締結される、そういうことになった場合において、北千島なり南樺太について、その返還を要求するというお考えをお持ちでございますかということを承わっておる。
この発言だけを見る →鳩
鳩山一郎#16
○鳩山国務大臣 国際情勢が変化すれば、従って日本の要求も変化するでしょう。しかし変化しない前に主張するという気分は持っておりません。変化しなくては主張してもむだだと思うのであります。
この発言だけを見る →小
小平忠#17
○小平(忠)委員 それは国際情勢の変化というものは予測できません。どうもあなたの昨日の参議院の外務委員会におきまする答弁も、そのようなことであったかと思うのであります。大体あなたの意思はわかりましたが、外務大臣におかれましては、十分にそういうことについては疑惑なり混乱をさせないように、私は特に注意を申し上げたいと思うわけであります。同時にこの領土に関係いたしまして、河野農林大臣がおられますが、私はこの日ソ交渉の過程において――すでに衆議院は批准になり、参議院の審議の段階に入っておりますが、一昨日の重光発言に関連をいたしまして、私は非常に疑問に思っておりますことは、あなたがモスクワにおいてやった河野、フルシチョフ会談について、私は解せない一つの疑惑を持っておるのです。というのは、共同宣言に明記されておりまする歯舞群島、色丹島の問題は平和条約締結の暁において日本に引き渡すというきめ方、一方この向島については沖縄問題解決と同時にこれを日本に引き渡すというようなことをあなたは承諾をしたというように、当時の外電には報ぜられているのですが、この問題について真相は一体どうなんですか。これは非常に大事な問題ですから、この際そのいきさつを明らかに願っておきたいと思います。
この発言だけを見る →河
河野一郎#18
○河野国務大臣 お答えいたします。私とフルシチョフ氏との間に話し合いましたことの内容は、遺憾ながら申し上げるわけに参らぬのでございますけれども、歯舞、色丹の返還は、沖繩が日本に返ってくるときを条件にして云云という御発言は、そういう事実はございませんということを明確にいたしておきます。
この発言だけを見る →小
小平忠#19
○小平(忠)委員 あなたは、その内容をお話しすることはできないと言うが、これはきわめて大事な問題です。そういうように非常に疑惑となっておる問題があります。同時に、さきに重光、松本両全権がモスクワで交渉された際の領土の継続審議という問題が、今回の共同宣言においては削除されておる。これにもいろいろないきさつがあると思う。私はあえてこの問題を追及するわけではありません。現在参議院においてこの問題は審議をされておりますから、これはそちらに譲ってよろしいと思うのですが、結局こういうようなきわめてあいまいな問題をやはり明確にされないと、あなた方がいつまでもこの政局を担当してやっていくというのであるならばいいでしょうけれども、将来にこういうものの禍根を残してはいけないと思うから、その点は明確に願っておきたいと思うのであります。
そこで私はさらに外交上に関係する問題としまして、非常に大事な問題は、日中の国交回復の問題であります。鳩山総理大臣は、当面日中の国交回復については考えないということが報道された。これは外電をもってわれわれは聞いておるのでありますが、日ソ交渉の批准妥結、国交回復、こういう日ソの国交回復に伴って日中の国交回復というものを具体的なスケジュールによって進めるということは、当然の義務だと思うのであります。そういう観点について総理大臣はいかなる見解をお持ちであるか承わっておきたいと思うわけであります。
この発言だけを見る →そこで私はさらに外交上に関係する問題としまして、非常に大事な問題は、日中の国交回復の問題であります。鳩山総理大臣は、当面日中の国交回復については考えないということが報道された。これは外電をもってわれわれは聞いておるのでありますが、日ソ交渉の批准妥結、国交回復、こういう日ソの国交回復に伴って日中の国交回復というものを具体的なスケジュールによって進めるということは、当然の義務だと思うのであります。そういう観点について総理大臣はいかなる見解をお持ちであるか承わっておきたいと思うわけであります。
鳩
鳩山一郎#20
○鳩山国務大臣 日中との友好関係を保持するということは、もとより必要です。そのために努力をしておるわけですけれども、日中との国交の正常化ということは直ちにでき上らないという事情のあることは、あなたも御承知の通りであります。それですからとにかく貿易を増進して日中との友好関係を積み上げていくことに目下は努力中であります。
この発言だけを見る →小
小平忠#21
○小平(忠)委員 これは率直に申し上げまして、本会議の際にもわが党代表から総理、外務大臣にこの問題は強く指摘をし、見解をただしておるのでありますが、きわめてあいまいなんです。アジアにおける日本の地位というものは、日ソ国交回復だけでこれでいいのであるということは、あなた方もそう感じていないでしょう。日ソの国交回復ということは、同時に日中の国交を回復して、そのことがさらにアジア全体の、あるいは東南アジアの日本の地位というものが国際的にも高まっていくという大きな出発点となることは当然なんです。ところが何ら日中との国交回復については、具体的なスケジュールを持っていないということは遺憾です。そこで同時に、かりにいろいろな複雑な問題から、直ちに日中国交回復に対するところの推進ができないにいたしましても、貿易の問題については、これはすでに東南アジアとの関係において進められておるというこのいきさつから、国交回復に対しまする具体的な手はただちに打てないにいたしましても、しからば日中並びに東南アジア――もちろんココムの制限もあるますが、これらの問題と関連して、日中並びに東南アジアとの貿易問題をどのように今後推進し考えていくか、この点について私は総理の見解をただしておきたいと思うわけであります。
この発言だけを見る →鳩
鳩山一郎#22
○鳩山国務大臣 日中との貿易をなるべく増進したいということはたびたび言っております。その方法はといえば、ココムの制限をできるだけ少くしていって、あるいは貿易のために必要なる措置を、その必要が生じたに応じて作っていきたいという希望を持っております。
この発言だけを見る →小
小平忠#23
○小平(忠)委員 総理のただいまの答弁によって、いかに誠意がないかということが明確にわかります。そんなことで日本の国際的地位が高まるとか、そういうことはとうてい考えられないし、同時にこの重大は貿易問題につきましても、国民の悲願である日中あるいは東南アジアとの貿易の推進などということは、なかなかおぼつかない。さらに私はこれに関連をして、日ソ国交回復に伴って当然起きてくる問題は、日ソの貿易協定ということにおいて、シベリア開発に関連して含みを持った日ソの貿易ということが具体的なスケジュールに乗って参ると思うのであります。このことについては、御承知のように、往復二億五千万ドルの貿易をやろう、こういうことばすでに政府においても、その見解、所信を明らかにしておるのでありますが、しからば二億五千万ドル、これをルーブルにいたしまして、十億ルーブル、こういうものをやろうとするのであるが、しかし果して一体どういう物をソ連に売り、またソ連からどういう物を買ってくるのか、またその決済の方法も現金取引なのかあるいはバーター制によるのか、一体この点はどうなんですか。
この発言だけを見る →石
石橋湛山#24
○石橋国務大臣 ただいまお尋ねの問題は、しばしば申し上げたようにまだ具体的に通産協定の段階に入っておりません。いずれ通商協定を結ばなければなりませんが、そのときに具体内に双方の都合を話し合って、最も都合のいいように、つまり貿易の増進ができるようにいたすわけであります。今までのところは大体バーター制でありまして、そうしてロンドンにおいてポンドで決済しておる。これは貿易の上からいえば不便なことですから、これらのことはむろん改めなければならない。でき得るならば清算勘定というような話もありますが、いわゆる片道、双方ともキャッシュで支払いをお互いにするというような方法に落ちつくのではないかと思っております。
この発言だけを見る →小
小平忠#25
○小平(忠)委員 そうしますと、このシベリア開発を含めた日ソの貿易という問題について、巷間伝わっておりまする二億五千万ドル、これはまだ具体的に決済方法その他内容は何も話し合っていないということなんですね。――そこで私は、この日ソの貿易については、非常に慎重に取り扱っていただきたいと思う。と申し上げますことは、現にビルマにおいて非常に失敗をしているのです。それはバーター制によって、ビルマの米をソ連に送る、ソ連の建設資材をビルマが買う、これが国と国との関係において、当初予定したよりも建設資材が非常に高いために思うように入ってこないということから、ビルマの建設というものは非常におくれている。こういうことについて、やはり相当慎重に考えなければならぬことが一点と、同時に、日本の建設資材をシベリア開発に振り向けるという場合においても、御承知のように、日本の建設資材というものは、各国から注文が殺到している。三年先のものまで注文を受けている。こういう現状において、果してそのことがスムーズにいくかどうかという問題です。ですから、あくまでも現金取引が理想であるし、かりにバーター制の場合でも、よく業者間というものを利用して、自主的な観点に立ってやるということを、この問題が具体化されてくるという段階において、直ちに私は十分な注意と関心を払いたいと思うのであります。
同時に、最近アメリカが綿布その他の輸入制限をしようとしている。これは非常に重大問題で、一体これに対しては、日本の政府としてアメリカにどういう処置と抗議をされたのですか。具体的にこの貿易じりというものは、日本にとって非常な支障になってくるのであります。その決済をどうするか、伺いたいのであります。
この発言だけを見る →同時に、最近アメリカが綿布その他の輸入制限をしようとしている。これは非常に重大問題で、一体これに対しては、日本の政府としてアメリカにどういう処置と抗議をされたのですか。具体的にこの貿易じりというものは、日本にとって非常な支障になってくるのであります。その決済をどうするか、伺いたいのであります。
石
石橋湛山#26
○石橋国務大臣 アメリカとの綿布の貿易のことは、ただいま交渉中であります。わが方としても、できるだけお互いに、どこの国でもあることですから、相手の国の同業者をあまり刺激しないような方法によって逐次貿易を伸ばしていくという方針で、抑制すべきところは抑制するという方針をとってやっておりすが、これも限度がありますから、ただいま大体において総額については話し合いがついておりますが、一つ一つの物資についてのワクをきめるというようなことは交渉中でありまして、まだ向うから返事が参りません。いずれ近いうちに返事がきますから、それによって善処したい、かように考えております。
この発言だけを見る →小
小平忠#27
○小平(忠)委員 私は今の石橋通産大臣の御答弁では了解できない点があるのです。アメリカが特定の業者の利益のために大衆の利益を犠牲にして、特にこの自由と互恵の経済原理を世界各国に宣伝しておる、そのアメリカという大国が、そういう特定の業者の利益のために綿布その他の輸入制限外資をするなんていうことは、全く理解できないのです。同時に日米の貿易協定の趣旨からいたしましても、私は厳重なる抗議を申し込む必要があると思う。あなたの御答弁で、現在のようなことで参りますと、相当貿易じりの赤字というものは出てくると思う。これをどう処理されますか。同時に外務大臣としましても、このような問題について外交的立場から外交折衝をされるというお考えはございませんか。
この発言だけを見る →石
石橋湛山#28
○石橋国務大臣 貿易について各国ともそれぞれ都合がありますから、理屈を言えばアメリカの自由貿易とか、あるいはお話のように、一部の業者のために云々、これは向うの国内のことでありますから、そうこちらから干渉することはできません。日本としては言うべき理屈はむろん言っております。いずれ外務大臣からお答えになるかもしれませんが、現在交渉は外務省を通じてやっております。大使館が正面に出てただいま交渉しておる段階であります。
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