小平忠の発言 (予算委員会)

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○小平(忠)委員 あなたは、その内容をお話しすることはできないと言うが、これはきわめて大事な問題です。そういうように非常に疑惑となっておる問題があります。同時に、さきに重光、松本両全権がモスクワで交渉された際の領土の継続審議という問題が、今回の共同宣言においては削除されておる。これにもいろいろないきさつがあると思う。私はあえてこの問題を追及するわけではありません。現在参議院においてこの問題は審議をされておりますから、これはそちらに譲ってよろしいと思うのですが、結局こういうようなきわめてあいまいな問題をやはり明確にされないと、あなた方がいつまでもこの政局を担当してやっていくというのであるならばいいでしょうけれども、将来にこういうものの禍根を残してはいけないと思うから、その点は明確に願っておきたいと思うのであります。
 そこで私はさらに外交上に関係する問題としまして、非常に大事な問題は、日中の国交回復の問題であります。鳩山総理大臣は、当面日中の国交回復については考えないということが報道された。これは外電をもってわれわれは聞いておるのでありますが、日ソ交渉の批准妥結、国交回復、こういう日ソの国交回復に伴って日中の国交回復というものを具体的なスケジュールによって進めるということは、当然の義務だと思うのであります。そういう観点について総理大臣はいかなる見解をお持ちであるか承わっておきたいと思うわけであります。

発言情報

speech_id: 102505261X00119561130_019

発言者: 小平忠

speaker_id: 11712

日付: 1956-11-30

院: 衆議院

会議名: 予算委員会