小平忠の発言 (予算委員会)

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○小平(忠)委員 これは率直に申し上げまして、本会議の際にもわが党代表から総理、外務大臣にこの問題は強く指摘をし、見解をただしておるのでありますが、きわめてあいまいなんです。アジアにおける日本の地位というものは、日ソ国交回復だけでこれでいいのであるということは、あなた方もそう感じていないでしょう。日ソの国交回復ということは、同時に日中の国交を回復して、そのことがさらにアジア全体の、あるいは東南アジアの日本の地位というものが国際的にも高まっていくという大きな出発点となることは当然なんです。ところが何ら日中との国交回復については、具体的なスケジュールを持っていないということは遺憾です。そこで同時に、かりにいろいろな複雑な問題から、直ちに日中国交回復に対するところの推進ができないにいたしましても、貿易の問題については、これはすでに東南アジアとの関係において進められておるというこのいきさつから、国交回復に対しまする具体的な手はただちに打てないにいたしましても、しからば日中並びに東南アジア――もちろんココムの制限もあるますが、これらの問題と関連して、日中並びに東南アジアとの貿易問題をどのように今後推進し考えていくか、この点について私は総理の見解をただしておきたいと思うわけであります。

発言情報

speech_id: 102505261X00119561130_021

発言者: 小平忠

speaker_id: 11712

日付: 1956-11-30

院: 衆議院

会議名: 予算委員会