砂本周一の発言 (運輸委員会)

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○砂本説明員 今まで御報告いたしましたその後の状況並びにその経過につきまして御説明いたしたいと存じます。
 ちょっと今まで申し上げましたことに御訂正申し上げたい点は、船に乗っておりました全部の人員について変更がございます。今まで総計二百二十二名と申し上げておりましたが、現在まで判明した数字によると二百三十七名でございます。その内訳は十六日の午前八時三十分現在で申し上げますと、生存者百二十五名、死体七十三体、行方不明者三十九名でございまして、合計二百三十七名でございます。これはああいった非常な場合でございますから、いろいろダブつたのがございますし、当初こちらで発表いたしました二百二十二名の根拠と申しますのは、切符を販売いたしました数字を根拠にいたしたのでございますが、その後いろいろ調査の結果、関係機関との資料の持ち寄りによって検討いたしました結果が、現在のところ二百三十七名になったのでございます。以上訂正いたします。
 それから現場におけるサルベージ関係でございますが、呉の深田サルベージ会社が起重機船一隻、作業母船一隻、潜水船七隻、潜水夫七名、作業員五十名をもって十四日十一時より作業を開始いたしました。十六時五分寅丸礁の二百八十度九十メートル、水深三十七メートルの地点で船首を南方に向け、右舷に九十度傾斜している第五北川丸の船体を確認するとともに、死体一体を揚収して、十五日は四隻をもって十三時より作業を開始し、一隻は船体引き揚げ作業、三隻は死体揚収作業に当り、二十二時船内から死体十四体を揚収しております。十六日零時に、夜中でございますが、船体を寅丸礁南方九百メートルの地点に引き揚げ、座礁せしめるとともに排水し、本日の午前四時十五分死体二十四体を収容した次第でございます。以上が現地における状況でございます。
 なおたびたび御報告いたしておりますように、海上保安庁の巡視船は総計十八隻、それからヘリコプター一機、現地において沈没地点を中心にいろいろ死体その他の移動も考えまして、適切な調査範囲を決定し、六管本部長みずから現地で指揮をとっておりますので、今後も十分注意いたしまして、なるべく早く死体その他の収容に努めたい、かように考えております。

発言情報

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発言者: 砂本周一

speaker_id: 28016

日付: 1957-04-16

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会