小山亮の発言 (運輸委員会)
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○小山(亮)委員 ただいまの大臣のお言葉で、当局の方の相当これに対して今後の万全をはかりたいという御意思はわかります。しかし私どもが非常に残念に思いますのは、毎年の行楽季になりますと、必ず遭難、転覆あるいは墜落等の事故が起る。そうしてそれも相当おびただしい数字に上る人命の殺傷がある。まことにこれは私は遺憾なことに思います。ことに運輸大臣の監督下における海上の遭難は、すでに洞爺丸事件から紫雲丸事件になり、相模湖の事件があり、また今回の事件がある。このように相次いでいろいろな事件が起っている。何とかしてかかる不幸なできごとを根絶させたい、こうわれわれは思うのであります。当局においてもその点についてとくと留意を願いたい。すでに私は昨日海運局長にも意見を申し述べておきましたが、現在の規定である定員制を厳守すると申しましても、定員制を守らなかった場合には、船舶安全法によって船主が処罰される。その処罰が一万円をこえざる罰金であるというようなきわめて微温的なものなのです。それも大正何年かにできた法律でありますので、現状には即してない。こういうような点も考慮されて、急速に定員を順守しなければならぬというような実際に即した定員制を御制定になる必要がありはしないか。またあらゆる学識経験者を寄せ集めた審議会を作って、審議の結果やるというふうななまぬるい、今後何年かかってもかまわぬといういわゆるお役人のおやりになるような仕事でなしに、こういう事件が起きましたときには、急速にそれに対応するような態勢をとって、直ちに臨時の処置によってもある程度まであなた方の方で考慮して、実際におびただしく過剰に積載するケースがありますから、直ちにこれに対して注意を与え、あるいはある程度制限を加えるということが必要だと思う。そうでなく来年はやる、再来年はやるということだと、その間は、今まで通り七十七名の定員に対して、ただいま御報告を伺いますと二百三十七名、実におびただしい過剰人員を乗せておる、こういうことが平然と行われまして、危険この上もないと思う。これに対して何とか臨時の処置を早急に講ずる方法はございませんか。それを伺いたい。