永山忠則の発言 (運輸委員会)
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○永山委員 ちょっと関連して申し上げたいのでありますが、現地の方の声は、どうも当局が定員過剰だというような、いかにも当局には何らその責任がないということをカバーするような宣伝が強過ぎる。実際上この定員という問題は、普通こういうような定員でやっておるのであって、ことに保険定員も百七十六名になっておるような状態であるから、ほんとうのこの原因はどこにあるかといえば、暗礁の保安装置ができてなかった、ここが重大なる原因であるということを、現地はもうほんとうに強く言うてきておるのであります。当局がただ警告をしたというようなことで、万全の措置をしたというふうに逃げているけれども、そうではないのである。やるべき一番大切な暗礁の保安装置ができてなかったというところにあるのだというふうに言っておるのでありますからして、これらの点から見ましても、私はどうしても重過失というようには考えられないのでありますから、ただいま大臣のおっしゃいましたように、保険会社に向ってぜひ一つ善処するように、強く要望を当局の方からでもやっていたかきたいということを、この場合に、大臣あちらへ行かれるとすれば申し上げておきたいのであります。
これとやはり関連しまして、自動車の損害賠償保険はもう運輸省はおやりになっておるのであります。これは無過失損害賠償保険をかけておるのであります。これをなぜ船にやらないかということを、強くわれわれ委員会は要望いたしたのであります。でございますから、この場合に共済組合制度を確立して、そうして強制加入による無過失損害賠償、しかもそれは社会保障性を持っておるものでございますから、政府がその事務費を出して補助して強制加入の無過失損害賠償の線に、自動車さえもおやりになっておるのでありますから、勇敢にお取り組みになるというその決意を承わりたいのであります。