小山亮の発言 (運輸委員会)

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○小山(亮)委員 私の考え方と政府当局の考え方とが、そこに多少の食い違いがあるかもしれませんけれども、従来は、海技免状に関する試験官でありますから、海技試験をするに適当な資格を持っている人、たとえば甲種船長として何年間海上生活したとか、あるいは甲種機関長として何年間海上の経歴がある者とか、そういう者を御選定になったと思います。しかしこれからの船長の試験は——船長以下の試験でありますと、海技試験という技術試験だけでいいと思いますけれども、船長という職務を執行する場合には、もっと非常に広範な試験の必要があると思うのです。そういう場合に、従来のように、経費の都合があってできなかったかもしれませんけれども、一人の試験官で試験する方がいいのか、あるいは陪審的に、二人の試験官が立ち会って試験する方がいいのかということも、これは相当考えさせられる問題です。その場合に、海技試験官は、海上の技術を修得したところの人のほかに、あるいは商法上の、法律上のいろいろな問題について明るいような人というものが試験官として立ち会うという場合も、私は将来はあり得ると思うのです。そういう場合を考えられて、この場合「関係職員のうちから海技試験官を任命し、」と、あえて海技試験官の資格というものに対して明確に法文化されなかったのじゃないかと私は思うのです。しかしあなたの今の御答弁によりますと、厳格に、これは海技試験であるから、甲種船長とか、甲種機関長をやって相当の経歴を経たものでなければならないと、こう厳重に言われるなら、それをはっきりとここに条文としてお出しになるのが正しいやり方だと思う。そうでないと、あなたの方で勝手に、試験官に適当と見た関係職員のうちからでありさえすれば、だれでもどんどんと選ぶことができるように、この条文からは考えられますが、この点どうも非常にあいまいだと思うのですが、御意見を伺いたい。あるいはこれはこうであるということを別な関係において明確にされるか、どうにかされなければ、これは非常に不明確だと思うが、御意見はどうですか。

発言情報

speech_id: 102603830X02919570514_014

発言者: 小山亮

speaker_id: 29027

日付: 1957-05-14

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会