小倉俊夫の発言 (運輸委員会)
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○小倉説明員 率直に申し上げれば、私ども計画を立てましてお約束した以上、工事の繰り延べはまことに残念でたまりません。やはり工事量は工事費に見合うものでございまして、ぜいたくな予算を組んでおるわけではございませんから、投融資が繰り延べになりますれば、それに相応して工事に響くということは当然でございます。ただそれが国家的な要請でございますれば、私どもいかんともいたしがたい。しかし繰り返して申し上げまするが、輸送力は現在各所において非常に詰まっております。今回企画庁において成長率を多少加減せられたやには聞いておりますが、それにいたしましても国有鉄道は従来から非常に詰まっておりましたので、現在におきましても各方面で輸送の隘路が生じておりますので、私どもは何とかして——忌憚なく言わしていただきますれば、他産業に優先してでも資金をいただきたい、こう思っておりますが、しかしこれは大きな国家的な投融資でございますから、国家的な投融資のワクが狭められて、国鉄に対してもこの程度しか回せぬということでありますれば、私どもいかんともする方法がございません。しかし監督官庁あるいは大蔵省に対しましては、国鉄の輸送が非常に詰まっているということを申し上げまして、投融資の繰り延べがあるといたしましてもできるだけ少くしていただきたいと、私自身はこう思い、こう努力いたしたいと存じております。