南條徳男の発言 (国土総合開発特別委員会)
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○南條国務大臣 ただいまの御質問にお答えいたしますが、建設省といたしまして当時立案いたしたときには、今までの東北興業会社の内容等がまことに不振でありましたので、一方東北開発促進法案等の問題もありまして、東北はどうしても振興をしなければならないというような情勢がありますために、そこで今回御審議願うような法案を出すようになった次第であります。従って、東北興業会社の名前も開発会社に変更することになったのでありまして、それとあわせて資金計画等も立てなければならぬというので、一応二十五億――当時はもっと大蔵省と折衝したのでありますが、政府の財政関係、から、二十五億にしぼられたのであります。これは政府出資五億、興業会社社債二十億、合せて二十五億であります。かようなことでございまして、一々どの部分にどれだけ、どうというような積算の基礎に立ってしているわけではございませんので、これではなお不足であるから、もっと増額しなければならぬというような事業計画もあったわけであります。たまたま公共事業にまでも、今後は東北振興は東北興業会社にせしめたらどうかという議論もありましたために、そこで各省等で連絡協議しなければならぬというようなことになりましてあるいは通産省、運輸省その他農林省、こういうような地下資源の開発とか、あるいは港湾関係とか、あるいは農林省の関係においては農地開発というようなことでありますために、建設省だけでは―従来のような行きがかりから、建設省が監督しておりますけれども、この事業計画をする場合においては、今後経済企画庁が中心になって、これらの事業計画を立てる、なお東北開発の審議会もできますので、こういう審議会等にもかけまして今後慎重に東北の将来の振興方法を考え、これによって事業計画を立てて資金の割当等をすることが最もふさわしいと考えましたので、ただいま一応二十五億の計上はいたしておりますが、今後これらの審議機関を経まして、それらの内容を十分検討していただきたい、こういうように考えているわけであります。