眞崎勝次の発言 (内閣委員会公聴会)

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○眞崎委員 次に、四人の先生方の御意見を伺っておると、ものの見方、考え方というものに非常に相違がある。近代人をこうして見ておると、ただ客観的に上っつらだけを見て、よくそれをそしゃくせずして批評するところがある。ものの見方によって、たとえば水でも水の四見相、こういっておるように、人間が見ると、水が当りまえの水に見えるが、餓鬼が見ると、火炎に見えるというておるように、主観の持ちようで、ものというものはいろいろにとれます。でありまするから、歴史を研究せられる上において、どうも私に与える感想は、和歌森先生、井上先生のお考えをじっと考えておると、客観的に、まことに失礼ですけれども、この日本の歴史をどこかけちつけるところはなかろうかというようなことで、そこを探された結論がさようになるのであって、今度は主観的に内部に入って、日本の成長の中に入り込んで、自分がこれを観察し、同時に外部からその発達の歴史を見て、これをかみ合せて考える、そうしてなおかつわからぬところがあるところは、民族の栄誉、民族の永遠のために、そう肯定的に考えるのが普通の考えようじゃなかろうかと思いますが、この点に関する小野先生の御意見はいかがです。

発言情報

speech_id: 102604914X00119570508_020

発言者: 眞崎勝次

speaker_id: 1398

日付: 1957-05-08

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会公聴会