小野祖教の発言 (内閣委員会公聴会)

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○小野公述人 外から見る見方がいろいろあっていいということは、学問の世界では必ずしも一つの見方でなければならないということはないので、学者はそれぞれの立場でもって御研究になっていいものだと思うのであります。ただ歴史というものは生きた問題を取り扱っていくのでありまして、そこに生きている人間がどういう人間であるか、どういう心持で生活しておるものであるかということに対する深い理解がなければ、結局は正しい把握はできないだろうと思うので、日本の歴史を考える場合に、日本というものに深い理解を持っていくような、そういう心でやったものが、ほんとうの意味での日本の歴史をとらえたということになるであろうということは、私などの常々とっておる態度であります。学問としてはいろいろな立場があっても差しつかえないのではないかというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 102604914X00119570508_021

発言者: 小野祖教

speaker_id: 32181

日付: 1957-05-08

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会公聴会