野原覺の発言 (文教委員会)
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○野原委員 グレイシャー号の方は、これも私は新聞で読んだのでありますが、二十八日でなければメルボルンを出港することができない、三月十三日ごろ宗谷付近に到達する。グレイシャー号の皆さんがこの宗谷救援のために真剣に燃料その他を整備して、そして現場に急行されて下さることに対しては、私どもはまことに感謝にたえぬのであります。しかしながらあなたのただいまの答弁を聞いておりますと、オビ号は通信がとれておったから現地にまかしておったんだ、片方のグレイシャー号の方は宗谷との通信状況が困難であると判断したからこちらから依頼したんだ。このことはどうもあなた方が万全の対策をとっているとは考えられぬのであります。あなたは非常に楽観的なことを申しておるのでありますが、最悪の事態が起ったらどうしますか、海上保安庁にしても統合本部にしても……。松木船長ははっきり言っている。南極というものを今日までのデータで動こうとするのが間違いであった、南極というもののおそろしさが今初めてわかったと言っている。そうならば、私どもとしては万全の対策をとるためには、十九日でも二十日でも——あなたは十九日、二十日は容易な状況であったといわれますが、二十二日でも二十三日でもいい、二十四日に松本船長から正式の依頼があれば、即座に間に合わなければならない。それがきのう午前まで延びたのはどういうわけだ。政治的配慮はなかったろうと思います。私は何もそういうことをとらえてとやかくのことをここで申し上げたくはないから、あなたのおっしゃる通り政治的配慮はないにしても、怠慢ではなかったかということを私は言っておる。二十四日になぜしないか。その点を一つお尋ねします。