野原覺の発言 (文教委員会)
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○野原委員 そうなりますと、救援は海上保安庁の責任だ、こういうことになろうかと考えるのであります。私は、なお関連をされてこの問題で質問される方もあるようでございますから、一応おきますけれども、来年度の南極地域の本観測という問題も控えております。そうなりますと、もしものことでもあると実はその本観測に影響するというので、永田隊長はみずからの命よりもむしろ南極観測のことを非常に心配をされておられるということであります。砕氷能力がわずか一メートルしかない、こういう宗谷ではほんとうの観測はできないのではないか。オビ号は三メートルともいうし、七メートルとも書かれております。グレイシャー号に至っては四メートルの砕氷能力を持っておるという。やはりこういう万全の準備をしてかかることが、ほんとうに南極を観測しようというこういう先覚者に対する政府の当然の道ではなかろうかと考えますが、来年度の本観測に対してこのままで一体やろうとされるのか。今度の問題から統合本部としては相当な反省をされて、少くともこういうオビ号級なりグレイシャー号級の観測船を用意しなければならぬと考えていらっしゃるかどうか、その辺のお心持を伺っておきたいと思うのであります。