栗山良夫の発言 (大蔵委員会)

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○栗山良夫君 三月の予算を審議しましたとき、野党としての日本社会党と政府との間の主たる論点はどこにあったかと申しますと、あの拡大予算というものがインフレを起しはしないかという社会党の主張に対して、自民党は起さないと言う。しからば物の裏づけがない場合には起すであろう。それはその通りだということ、従ってインフレーションを回避するためには極力輸入をする、物資の輸入によって、この拡大予算のインフレーションを防ぐのだというところが三月予算の議論の焦点だったと思うのです。ところがそういう非常な自信に満ちた政府の御答弁というものが、わずかこの二、三カ月を出ない間にどんどんくずれてしまった。特に物質を輸入することによってインフレーションを回避するという前に国際収支のバランスがくずれてしまう。そうして宇田審議庁の長官あたりが、日本経済の伸びを、まことにわれわれとしてはちょっと想像できないほどに喜んで謳歌されたわけですね。それを今度スロー・ダウンで押えようとする。全く当時の考え方というものがくずれてしまっているように私思いますが、その点は大蔵省当局としては、金融面ではどういう工合にお考えになりますか。

発言情報

speech_id: 102614629X00119570628_074

発言者: 栗山良夫

speaker_id: 24197

日付: 1957-06-28

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会