栗山良夫の発言 (大蔵委員会)

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○栗山良夫君 きょうは、大蔵委員会で、最近の金融、財政のいろいろな動きについて大蔵大臣に御所信を伺うことになっております。私は実はことしの三月の予算委員会におきまして、隘路産業の建て直しを中心にしまして、いろいろなお尋ねをいたしたことを、はっきり覚えております。その中で、一千億減税、一千億拡大政策について幾多の疑問を持っておりましたが、それを非常に端的にお尋ねをいたしたのであります。と申しますのは、積極財政をやりまする場合には、どうしても通貨量がふえて参りまするから、従って物の裏づけがなければインフレーションになるのではないかと、物の裏づけの御自信がありや否や、この質問をいたしました。そういたしますと、大蔵大臣は、これは宇田長官もあるいは水田通産大臣も全く同じ御見解でございましたが、そういう物の裏づけがないためにインフレーションになるということは絶対にあり得ないと、政府は外貨を保有しているのであるからして、物資の輸入によってそういう事態が絶対に起きないように回避したい、そこに発展していく日本経済の安定があるのだ、こういう話であります。で、われわれは多大な疑問を持っておりましたが 一応そのお説を承わって参りました。ところが、予算が実行に入りまして数カ月を出ないうちに、現に輸入を抑制しなきゃならぬ、こういう、ある意味においては、三月の金融、財政の政府の所論とは全く相反する現象が出てきたわけです。
 そこで、今若干、日本経済は国内的に動揺もし、ある一部においては非常に困った現象になっておりまするから、そこで二、三の点について大蔵大臣にお尋ねをいたしたいと思います。
 まず第一に、国際収支のバランスを回復するために、大蔵大臣といたしましてはどういう方法でおやりになろうとしておるか、この点を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 栗山良夫

speaker_id: 24197

日付: 1957-06-28

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会