栗山良夫の発言 (大蔵委員会)
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○栗山良夫君 私、最近の金融財政の問題について全般的なことをお尋ねしたいと思いますが、その前にただいま北海道東北の開発関係のことで御質問がありましたが、これと並んで、今もう具体的に非常に困っておる、おそらく大臣も御承知だろうと思いますが、愛知用水公団のことについて二、三お尋ねしたいと思います。内容的なお尋ねをする前に、大臣としては愛知用水公団をどういう工合に始末されようとしているのか、その原則的なことを一つ伺いたいと思います。御承知のように、愛知用水公団は、もうすでに、ことしの春から工事に着手していなければならない計画であったはずでありますが、それが全然着手のめどがつかない。あそこにおる愛知用水公団の職員の中からも、政府の計画のずさんさ、あるいは、ある意味においては事業計画の推進における、まあ怠慢さと申しますか、そういうものについて相当激しい意見が出ておることも御承知だろうと思います。特に地元の農民諸君は一体どうなるのか、大へん不安がっておる者もあります。一番最初に愛知用水公団なるものが計画をせられ、そして愛知用水の工事を進める計画をされたときとは、資金手当の問題においてもだいぶ情勢が変っておるように思います。従ってその情勢の変っておることが現実あるといたしますならば、それに対する政府としての対策がなければ、これはいたずらに時日を遷延し、しかも相当鳴りもの入りで宣伝したこの用水が、ちっとも鳴りものが鳴らぬことになってしまう。そして世を惑わすだけだと、こういうことになると思います。従って、直接の担当は建設省であることは知っておりますけれども、何と申しましても膨大な資金を要するわけでありますから、大蔵省のやはり腹がはっきりきまらない限りは、これは推進のしようがないと思います。そういう意味で、総括的に愛知用水公団というものは一体大蔵省としてどういう工合に料理せられようとしておるか、これを伺いたいと思います。