奥原日出男の発言 (農林水産委員会)
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○説明員(奥原日出男君) この問題は、まず第一は予防の問題とそれから事後の救済の問題と二つに分れるかと思うのでございます。予防の問題といたしましては、油による汚染が小規模な場合におきましては、関係の漁業者が一斉に努力をいたしまして、これを回避するということは可能な場合もあるのでございます。しかしながら相当大規模なものにつきましては、残念ながらこれを予防する措置はなかなか講じ得ない次第であるのであります。で事後の措置といたしましては、まあ水産庁としましては、そういう直情も浅海増殖等の予算の配分に当りまして、一つの事情として勘案はいたして参っておるのでございます。しかしながらこれは正面から補償をするということではないのでございまして、人工採苗、ノリの漁場造成等によりまして、そういうことによって非常に大きな被害を受けたものについての事後の便益を供与するという間接的な対策にとどまるのでございます。正面からこういう事態によりまするノリの減収という問題についての今後の問題といたしましては、今年開始いたしまする農業共済事業の実施案を目下練っておるのでございますが、これについてノリ漁場についても、その減収に対して共済事業としての救済を与え得る対策を織り込んで、検討するように部内において今構想を打ち合せをいたしている、こういう状況にあるのでございます。そこで現実の補償の問題といたしましては、中央においてそういうふうなことを措置いたしておるのでございますが、他方において県として何らか総合的な対策を樹立して、中央と協議してくれと、こういうことをわれわれとしましてはふだんに指導いたし、そういう案の提出されるのをわれわれとしても御協力申し上げる、こういう態勢でおる次第でございます。