砂本周一の発言 (農林水産委員会)

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○説明員(砂本周一君) 大体同じ場所で、同じケースが二年も続いて参りました。こういう大きな事実もございますので、その後引き続き私の方といたしましては、何ら取締規則そのものが、非常に関係の規則は多々ございますけれども、事態がむずかしいだけに規則も徹底していないということで取締りが非常にむずかしい面もございます。それから御承知のように、非常に油というきわめて微妙なものと、海という関係で、その当時非常に多くの人の協力を得まして専門的検討を加えましたけれども、その根源とノリの汚濁の関連をつかむことが残念ながらできませんでした。そういう事態は今も同じでございますが、私どもの方としては、まず東京湾には一番大きな部隊がございますので、特にこまかいことを申すようでございますが、東京湾海水汚濁状況日誌というのを基地なり船艇に備えさせまして、特にそれに関心を持たして、日常いろいろな業務に付随して動きますとき、あるいはそれ自体目的のために航空機、船艇を出して、東京湾におけるいろいろ汚濁状況を調査しております。
 それから、これはやはり非常に広範囲に流れ出る可能性もございますし、とても船艇だけで陸の施設なり、海上の状況を常に把握することができないので、一般関係者の協力を得て、多少汚濁の状況はなるべく早くやっていく。それからこれは水産庁にも関係ございますが、特にノリの業者自体も自衛的な観念をやはり強くしていただきたい。そうして多少そういう汚濁について、何かあれば、お互い業者間の御連絡をよくしていただくとともに、われわれに対してもいち早く連絡していただく、こういった方面にお願いなり、御指導をしております。大体今実際にやっておりますことは以上の点でございますが、これは全国的に大体そういう指示をしております。
 それから、これはまだ具体化しておりませんが、関係官庁間におきましても、水質汚濁規制に対する具体策についてよりより研究をしておりますので、私どももそれに参加して、私どもの考えなり、あるいは知識経験を提供して、何とか実際に役に立つ、しかも私どもの立場といたしましては、規則ができる以上はそれが励行し得る形でなければいけない、こう思うのでございます。しかしこれはなかなか非常にむずかしい問題でございまして、相当総合的な研究調査を前提としてやらなければならぬ、こういうように考えております。

発言情報

speech_id: 102615007X00219570607_029

発言者: 砂本周一

speaker_id: 28016

日付: 1957-06-07

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会