林眞治の発言 (農林水産委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○説明員(林眞治君) 氷見の問題につきましてお答え申し上げます。氷見の漁港は、先ほど千田さんから御説明がございましたように、相当古くできたのではございますが、一応現在のところ、ある程度まとまった港を形成しておるわけであります。しかし、不幸にいたしまして、立地条件が多少悪く、心臓部に河川が流入しておるわけでありまして、その河川につきましても、中小河川改修によりまして、上中流部の改修が行われたと聞いておりまするが、流入いたします土砂がなかなか減少いたさないのであります。過去年々土砂の流入が相当多量にございまして、これらにつきましては災害復旧の法律がございますので、この法律の許される範囲内におきまして、できるだけその復旧に努めて参ったのでありますが、とうていこれではどうにもならないということでございまして、三十年及び三十一年におきまして、大体総工費一千五百万円程度の局部改良事業といたしまして、河川を港の外へ出す、つけかえるという工事をいたしたわけであります。これによりまして、港内に流入いたします土砂は、だいぶといいますか、ほとんど減って参るのではないか。これと災害復旧とあわせまして、現在の港がある程度十分に使えまするようにやりたいということで、県及び地元の関係者の方々と御相談いたしまして、実施をいたしたわけであります。まあ現在の港につきましては、この工事がただいま終ったところでございますから、今後はややよくなるのではないかと考えております。
 なお、また、御要望のありました拡張という問題でございますが、これらにつきましては、私どもといたしましても、十分いろいろなデータによりまして検討を加えまして、拡張をする場合におきまする計画をまず考えまして、お話のございましたように、ただいまのところでは、例の漁港整備計画に編入をされておりませんので、適当な機会に、改良、拡張につきましては、整備計画の体制という問題にからんで参ると思うのですが、適当な機会をつかまえまして善処いたして、その推進に努力したいと考えております。
 それから九州串木野等におきまする災害でございますが、九州の南端は常に災害に見舞われるわけであります。最近三十一年度におきまして、局部的といいますか、特定な地域でございましたが、串木野等につきましては非常なる災害を受けたわけであります。災害の復旧につきましては、原則といたしまして三カ年間に大体三・五・二の比率で復旧を進めて参りたいということで努力をいたしておるわけでございますが、予算の都合等もございまして、必ずしも三割まで参らない場合もございますが、被害甚大な所につきましては、特に実施に当ります府県当局とも十分協議をいたしまして、三割程度以上に予備費においてもっけております。
 なお三十二年度におきましても、大体災害復旧の大半が完成できますように、現在努力中でございます。
 なお、また、串木野等につきましては改良修築工事をあわせてやっておるわけでありますが、将来の災害によります漁船等の被害を減少いたしますために、既定の経費におきます計画の内容変更を多少考えまして、あるいは防波堤の補強をいたしますとか、そういう問題もただいま研究中でございまして、なるべくならばそういうことで実施をして参るというふうに考えておる次第でございます。

発言情報

speech_id: 102615007X00419570709_006

発言者: 林眞治

speaker_id: 1557

日付: 1957-07-09

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会