永野正二の発言 (農林水産委員会)
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○説明員(永野正二君) 前国会で成立いたしました環境衛生関係営業の運営の適正化に関する法律につきましては、当時私ども農林省の事務当局といたしましては、あの法律に含まれております食肉販売業及び氷雪販売業をあの法律の対象といたしますことにつきましては、非常に疑義があるという見解を持っておったのでございます。単に環境衛生という見地から、これらの営業につきまして、その業務の内容につきまして、相当な規制が行われるということは、これにつながっておりますところの生産者及びこれらの営業を利用しております消費者というものの、利害関係というものを十分に考慮すべきである、単にこれらの営業の衛生的な見地からのみして、ああいう事業的な規制をすることについてはいかがであろうか、という見解を持っておったのでございます。この法律の審議に当りましては、国会方面におきましてもいろいろな御論議があったことは、よく御承知の通りでございますが、一応前国会で、衆議院の当初案通り成立をいたしたわけでございますけれども、これの実施に当りましては、農林省の事務当局及び厚生省の事務当局の間に話し合いをいたしておるのでございます。少くとも当分の間、そういう生産者及び消費者の利害関係に重大な影響を及ぼすような、先ほど申し上げました二業種につきましては、これらの法律を直ちに適用して動かしていくということについては問題があるから、十分農林省と協議をした上で、これを実施をするという約束を取りつけておるのでございます。
私どもといたしましては、できますならば、来たるべき機会におきまして、こういう一方的な事情から、これらの営業についての規制をするというようなことが、実は適当でないように存じまずるので、できるだけ機会をもちまして、これらの点については法律の改正もいたしたいと考えているのでございます。その趣旨で、農林大臣及び厚生大臣の間におきまして、あるいは衆議院の与党の方面との間におきまして、話し合いも行われているわけでございますので、できるだけ早い機会にそういう措置をいたしたい、こう考えているわけでございます。