堀末治の発言 (農林水産委員会)

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○委員長(堀末治君) ただいまから農林水産委員会を開きます。
 横浜市鼻風浦、根岸湾及び本牧沿岸漁場の埋め立ての件を議題にいたします。
 この件につきましては、すでに御了承のことと存じますが、問題の発端は、昨年の十一月二十七日に横浜市鼻風浦漁業協同組合長、同根岸湾漁業協同組合長、同じく本牧漁業協同組合長、埋立反対期成同盟連合会実行委員長、神奈川県漁業協同組合連合会長及び全国ノリ貝類漁業協同組合連合会長の連名をもって、漁場埋立反対及び桜大線路線の変更の陳情がなされたことに始まったのでありまして、その際、陳情の要旨は横浜市が臨海工業地帯を造成し、かつ国鉄桜木町—大船間の桜大線を誘致するため、市の一方的な意図によって横浜市庭風浦、根岸湾及び本牧各地先の漁業の埋め立てを計画し、その実現に努力しているが、埋立予定地はノリ及び貝類の養殖を行い、神奈川県内湾随一の好漁易であり、埋め立てによって沿岸漁民は生業を奪われ、その生活は永久に根底から抹殺されることになるので、漁業の埋め立てに絶対反対であり、また埋め立てと相関連する桜大線の路線は、これを変更して、陸路線とせられたいということであります。
 当委員会におきましては、この陳情を受けて、直ちに現地調査を行うようにとの御意向の向きもありましたが、現地調査を行う前に、地元関係者から事情を聞き、その上で現地調査を行う方がよろしいということになりまして、昨年十二月二十日の委員会におきまして、この問題について地元関係者を参考人として意見を聞くことに決議され、その人選及び時期等については、委員長に御一任を受けていたのであります。その後、諸般の事情から今日に至ったのでありますが、去る二月十九日の理事会のお打ち合せに従いまして、二十一日の委員会で御了解を得て、本日この会を設けることになった次第であります。
 参考人各位におかれましては、御多忙中をお差し繰り御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。ただいまからお手元にお配りしておきました順序に従って、順次御意見を承わりたいと存じますから、よろしくお願いいたします。
 なお、委員各位にお願い申し上げますが、委員各位の御質疑はなるべく、参考人の陳述が一通り終ってからにお願いをいたします。また、本日政府からは、水産庁の漁政部漁業調整第一課長丸山君、日本国有鉄道常務理事の藤井君が見えております。あと、運輸省からも今見えることになっておるのであります。
 では、ただいまから参考人の御陳述を願います。どうぞ、お手元に差し上げております順序に従いまして、まず横浜市助役田中省吾君からお願い申し上げます。
 なお、ちょっと申し上げますが、なるべく皆様方の御陳述は、せいぜい十分ないし十五分以内にとどめていただくように、お願い申し上げます。

発言情報

speech_id: 102615007X01019570226_001

発言者: 堀末治

speaker_id: 16663

日付: 1957-02-26

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会