千田正の発言 (農林水産委員会)
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○千田正君 これは、委員長及び同僚議員の皆さんがあなた方をお呼びしたということは、おそらくわれわれの一致した意見といたしましては、できるだけ円満にこの問題を解決したいという意図以外に何ものもないのでありまして、昨年以来陳情を受けて、いろいろただ事情を聞くだけではいけないし、当事者の皆さんから十分に御意見の発表もしていただきたいという意味で、開いたのだろうと思います。それで私の聞くことは、はなはだ失礼な聞き方をするかもしれませんが、意図するところは、皆さんが円満にその問題を解決してもらいたいということ以外に何もないのでありますから、冒頭にその点は申し上げておきます。
そこで、私のお伺いしたいのは、戦前からの問題もあるようでありますけれども、われわれが取り上げて、ここで皆さんのお話を聞こうという理由は、申すまでもなく、日本が新しい憲法をしいてから、日本の、少くとも日本国民の持つところの生活権、財産権、そういうものは憲法第二十九条において明かに定められておる。いわゆる主権在民であるという立場から、そうした根本的な思想のもとに、われわれは国会においてもいろいろ皆さんのお話を取り上げてきたわけでありますが、今までのお話を承わっておりますというと、助役さんが先ほど遺憾の意を表されましたが、実に遺憾であったと私どもも思うのであります。
まず第一に、この地区におきまして生活保護を受けておる人たちが、その漁民の中に何人くらいあるか、何世帯くらいあるか。これを聞くということは、これは田中さんが聞いているのと結局同じことで、ただいま御返事できないとすれば、あとから書面でもけっこうです。
それから一体こういう問題が起きた場合に、横浜百年の計を立てるために、全市民の利益のためには、一部のこうした人たちもある程度犠牲になってほしいとするならば、それに対する生活権の擁護、あるいは将来の生活の方法、そういう問題について十分に、市会当局なりあるいは市当局なりにおいて、御検討なされたかどうか、その点まず承わっておきたいと思います。