千田正の発言 (農林水産委員会)
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○千田正君 もう一点。海外振興の関係で、移住の面においては、今年はわずかに昨年より三千万追加しただけでしょう。昨年は六千万のやつ、今年は移民に対する促進の対策、移民対策の関係では、今年は九千万でしょう。こんなことで、農林白書に堂々とうたっているような、海外の移住政策というものが実行できるかどうか。これは農林大臣にあらためて農林行政の立場から方針を聞こうと思うのですが、これはもっと盛られないのですか。昨年は外務省は十億の予算をとっている。海外移住政策に対して、三十一年度においては外務省は十億の予算をとって、農林省はわずかに三千万円、三十二年度はわずかに六千万円、こんなことでほんとうの海外移住ということは実際できるかどうか、海外調査ができるかどうかということを、われわれ考えるのですね。たとえばドイツであるとか、イタリアであるとかいうところは、もう農林関係の移民に対しては徹底的に予算を組んで、そうして農林省の役人は現地に派遣されて、ジープでかけ回って、そうして適地適作の根本的な調査をしてから、移住という問題に対して国家的処置をとっている。どれだけの人間を三十三年度には移住させる計画でこれだけの予算を作ったのですか。