林田正治の発言 (予算委員会第三分科会)

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○林田正治君 今大体の実数が純増加というのは六億程度ということに相なると伺いました。そうしますると、全国の直轄河川がたしか先の説明で九十河川かあると仮定しますると、平均いたしますると、一河川に対する増加というものはわずかなものであると、こういうふうに考えていいと思います。
 私ども先般東北地方に参りまして、北上川の河川改修の状況を視察いたしましたが、あの大河川におきましても、やはり計画は二十年以上かかるというようなことを承わっておりまするが、いわんやあれだけの大河川でない、いわゆる直轄河川のうちでも中小河川あたりに該当するようなところにおきましては、それはその改修の計画というものは実に長い年限を要するものである。私の関係するところの熊本県の白川のごときにおきましては、今の計画の通りに参るといたしますれば、六十何年以上を要するという計画なので、そういうような長期間にわたる計画によってなさるとするならば、その間あるいは不時の水害がないということは、これは絶対に保証のできないことでございまして、せっかく改修いたしましても、途中において大災害を受ければ、再びもとのもくあみに相なり、またより以上の災害を受けるということに相なることはこれは当然でございます。これは白川だけの問題ではございません。全体の河川がそういうふうに相なるわけでございまして、私はそういうような点からも考えまして、また今回の道路の計画から考えましても、せっかくりっぱな道路ができましても、その河川の改修がそれに伴わない限りにおきましては、せっかくの高級の道路舗装のごときも、一夜にしてまた災害のために葬られるということは、これは理の当然でございまして、そういうような観点から考えまして、私は道路に対して二十九年から五カ年計画のが今回は変更されまして、これは何年の計画によって大体道路計画ができておるかということを、まず一応承わってみたいと思います。

発言情報

speech_id: 102615268X00219570330_012

発言者: 林田正治

speaker_id: 8052

日付: 1957-03-30

院: 参議院

会議名: 予算委員会第三分科会