千田正の発言 (予算委員会第三分科会)
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○千田正君 まあ運輸省も国鉄もそうですが、一応の予定線を作ってあるはずですよ。そうして戦時中においては、戦争という名前のもとにいろいろ急速に敷設した所もあるし、すでに敷設したものを撤去した所もある。私は今日の平和の状態において、そうしていやしくも国有鉄道という名前を打って国民の公共のため、足のために働いて、そうしてやっておるという国有鉄道としては、まかない切れる、利益の上ることだけを一生懸命やろうと、われわれ辺陬の地にある者としては、中にひとしからざるものを憂えるのであります。東京と神戸、あるいは東京と下関のあの間だけはどんどん復線から復々線、あるいは電化、そうして九州であるとかあるいは北海道とかあるいは東北であるとか、あるいは北陸であるとかいうような所は、相も変らずもう新線も十分にできない。さっき私は旅客関係の局長に失礼なことを言いましたけれども、飯を食うおかずからすでに違っておる。東海道線の列車食堂と東北や北陸や九州は大体食べるものから違っておるではないですか。ひとしからざるをわれわれ憂うるのです。いやしくも国有鉄道と名乗ったら、収支バランスが足りなかったらこれは国の予算の中か見てやる、そして均衡のとれた、いわゆる国民生活に公共事業として提供するだけの国家に奉仕する考えがなかったならば、国有鉄道という名前が泣きますよ。来年度からもっとふやしなさい、この予算を。運輸大臣はせっかくわれわれの大先輩として運輸行政の最高の責任者に立ったのですから、あなたの腕のふるいどころはここだと思うのですがいかがですか。次の予算には修正して予算をふやしなさい。