村田三郎の発言 (運輸委員会)

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○村田参考人 私新潟市長の村田でございます。地盤沈下に対しましてはただいま北村知事さんから詳細にお述べになりましたので、私からはきわめて簡単に申し上げたいと存じます。新潟は御承知のように過去二十数年来海岸決壊によりまして、新潟市が海水浸入のきわめて危いところに参りましたが、一昨年大火の年から大幅に予算をいただきまして、小康を得ておるわけでございます。昨年の高潮以来、地盤沈下の原因による海水浸入に悩まされまして、ただいま北村知事さんの申されましたように県民と申しますよりも、新潟市民が一番危険にさらされております。しかも新潟市におきましても西突堤と臨港地帯、この面が一メートル三十から一メートル八十の非常な沈下でございまして、新潟港のこの冬がいかに保てるか、これに対しましては県市はもとより貧弱な財政から、応急のまた応急の処置を講じております。また一会社である臨港会社も四千万を投じまして、自分の岸壁をかさ上げをいたしまして守りました。昭和石油も一千万を投じまして東海岸の防壁を築き、新潟鉄工所も約五百万を投じましてこれを防いでおりますが、何と申しましても膨大な予算経費のかかることでございますので、原因につきましてはむろんすでに研究調査の域に入っておりまするけれども、詳細な原因はとうてい短時日には結論に達しませんが、海水の浸入を防ぎまして住民を安定させるには、どうしても国のお力にすがって、できますならば単独立法でも制定していただいてこれを推進して参りたいと存じますので、どうぞ皆様方のお力によって新潟の危機を脱しますように、特別の御配慮を賜わりますようにお願い申し上げる次第でございます。

発言情報

speech_id: 102703830X00119571105_015

発言者: 村田三郎

speaker_id: 11272

日付: 1957-11-05

院: 衆議院

会議名: 運輸委員会