河野密の発言 (予算委員会)

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○河野(密)委員 だんだん語るに落ちたような格好ですが、証拠を出せというならばお出ししますけれども、それほどのこともないでしょうからあれですが、そういう日本で円資金で買おうというものの中に、オネスト・ジョンとかそういうものも含まれておるというのです。それは何も防衛庁長官をここでいじめるのは私の本意ではありませんから、私も特にそれは申しませんけれども、とにかく私たちの主として憂慮する点は、そういうような形において、小型核兵器という名のもとに日本の自衛隊がだんだん知らず知らずの間に核武装をされてくる。この問題をわれわれは簡単に考えるわけにはいかない。ただダレス国務長官のあのフォーリー・アフェアーズに載った論文に徴してみても、これは相当に憂慮すべき根拠があると思うのです。そこのところを一体政府としてはどう考えておるか、このことを明確に答えていただきたい。科学が進歩するとかというようなことをわれわれは聞いているのではなくて、ほんとうにこういう小型核兵器をばらまいて、今度はアメリカの戦術が、そういうことによって、お前のところはお前まずやれ、局地戦争、小戦争にはお前たちだけでやれるのだ、こういう考え方に変ってきておるのです。その行き方に対して一体政府はどう考えておるのだ、どういう反応を示しておるのだ、これが私が聞きたいところの焦点なんであります。ですから、その点について、もっと丁寧に親切に答えていただきたいと私は思うのです。

発言情報

speech_id: 102705261X00219571105_112

発言者: 河野密

speaker_id: 28496

日付: 1957-11-05

院: 衆議院

会議名: 予算委員会