河野正の発言 (文教委員会)

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○河野(正)委員 ただいま鳥居長官からいろいろと今日までの南極観測に関しまする経過の報告が行われたわけでございますが、私はただいまの経過をいろいろ聴取いたしまして、今日までこの南極観測に寄せられました関係各位の御労苦に対しまして、まず深甚なる敬意と感謝を捧げたいと思うのでございます。しかしながら今後なお残された問題が多数ございますので、私はそういったいろいろな今日の結果論ではなくして、いろいろ責任を責めるというようなことではなくて、むしろ今後いろいろ問題が残されておりますので、そういった問題に対しまする完全の処置を行うといった意味から、若干の質問を行なってみたいと思うのでございます。
 御承知のように、世界のあるいはまた国民各位が絶大なる期待を寄せられておりましたところの南極観測が、今日のような事態に立ち至りましたことは、まことに残念といわなければならぬのでございますが、結論的に申し上げますれば、今日南極観測問題というものは、観測を実施するか、あるいはまた中止しなければならぬのかというふうな、最後の断を下すべき重大なる段階に到達いたしておるというふうに私ども判断をいたすのでございます。そこで先ほど申し上げましたように、今日の結果をながめて、いろいろそういった事態の責任を追及するというようなことではなくて、むしろ今後残されておる問題もございますので、そういった建前から、今日までとられました処置に対しまして遺憾の点がなかったのかどうか、むしろ教訓を受けるというような点があったのかなかったのか、そういった点をまず私は、きょう大臣がおられませんから、具体的なことは統合本部の各位にお尋ねするといたしますが、まず次官の方からそういった大まかなことに対します御所見を承わっておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 102805077X00219580212_007

発言者: 河野正

speaker_id: 33141

日付: 1958-02-12

院: 衆議院

会議名: 文教委員会