河野正の発言 (文教委員会)

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○河野(正)委員 ただいまの御説明によりますと、雪が降っておるために飛行機が飛べない状況であろうというふうな判断であったのでございます。ところが私どもが判断いたしまするに、今度の問題を今後遂行していくためには、あるいはまた言葉をかえて申し上げますならば、行動していくためには、雪上車によって収容し、またもろもろの物資を輸送するということか、あるいはまたビーバー機でこの行動を行なっていくかというふうな、私は方法としましては二つの方法しか残されておらぬのではなかろうかというふうに判断をいたすわけでございます。ところが御承知のように、昨年接岸いたしました現地と昭和基地との間の距離というものは大体十三キロあったといわれております。ところが距離はなるほど十三キロでございましたけれども、実際に雪上車を走らせますというと、どうしても迂回をしなければならぬというふうな実情もございますので、大体十三キロの二倍でございまする二十六キロ程度の行程を踏まなければならぬというようなことが今日まで報告されておるのでございます。ところが今度の場合の接岸地点から昭和基地までの距離というものは、大体百キロ前後だというふうにいわれております。そういたしますと、前回の経験からながめますると、今回の場合は約二百キロ雪上車で行動しなければ昭和基地に到着することができないというような——これは算術計算でございまするけれども、そういった判断になろうかとも考えます。そういたしますると、二百キロ程度の行程を踏まなければ昭和基地に到着することができないということになるといたしまするならば、どうしてもヘリコプターあるいはビーバー機等の誘導がなければ、基地に到着することはなかなか困難ではなかろうかと私は判断いたします。そういたしますると飛行機が飛ぶか飛ばないかということが、この行動を助けます最も大きな要素になるのではないか。さっき統合副本部長のお話によりますと、飛行機が飛ばない程度の気象状況ではなかろうかという話でございましたが、その点はきわめて重要な影響をもたらす点でございますので、その辺の事情というものをもう少しはっきりしておいていただきたいと思うのでございます。

発言情報

speech_id: 102805077X00219580212_013

発言者: 河野正

speaker_id: 33141

日付: 1958-02-12

院: 衆議院

会議名: 文教委員会