稲田清助の発言 (文教委員会)

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○稲田説明員 本観測の規模を縮小することにつきましては、現地からさきに第一次から第四次案まで送ってきておるわけであります。また最近事態が差し迫って参りましてからは、さらに第四次案を縮小いたしまして、八人程度の隊員を越冬せしめる計画を持っているということを通報して参ったのであります。その八人の内訳がどうであるかということを聞いたところで、この通報がとだえておりまするので、その八人の内容がどれだけか、いろいろ設営に当り、どれだけが観測に当るかということが、まだはっきりいたしておらないのであります。しかしながら、こちらで想像いたしますれば、非常に荷物を運ぶことが困難になりました点から見まして、新たに大きな機械を持ち込むというような点については、種目を割愛したのではないかと考えております。そういうような点から見まして、たとえば電離層あたりにつきましては、相当トン数のある機械を用意しておったのでありますけれども、そういう点については、あるいは割愛するのではないか、あるいは地震あたりを割愛するのではないかというふうに考えております。しかしながら、気象であるとか、あるいは宇宙線とか極光とか、そういうような各種目につきましては、予備観測中も始終機械を操作いたしておりますから、これは人を入れかえれば、できるものだと考えております。従いまして、規模を縮小いたしましても、これは当初から見れば遺憾ではありますけれども、越冬いたしますればするだけの科学的の価値はあるものだと考えております。

発言情報

speech_id: 102805077X00219580212_016

発言者: 稲田清助

speaker_id: 14134

日付: 1958-02-12

院: 衆議院

会議名: 文教委員会