茅誠司の発言 (文教委員会)

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○茅説明員 お答え申し上げます。第一の点でございますが、地球観測年の一環として、南極の地球物理学的諸現象を同一方法でお互いに時期を同じゅうして測定するという目的のために、最初に南極全体にわたりまして基地を選んだわけであります。その選ばれた基地のうちの一つとしてプリンス・ハラルド・コーストがあったのでありますが、日本が参加を申し込んだときにはその基地だけがあいておった、そういう実情でございます。それでその基地において本観測を行うことができないということになりますと、それだけ南極全体に関する気象条件、電離層の条件、その他全般が不正確になって参ります。全部がだめになるとは申し上げませんが、そこに穴があきますから、それだけ精密なものにはならない。そういう点で、通俗な言葉で申しますと、穴があいたということになります。
 それから私の知っております範囲におきまして、ことし観測をしようとした国で不成功に終った国はないように思うのでございますが、まだ自信を持ってお答えできないのでございます。

発言情報

speech_id: 102805077X00419580227_011

発言者: 茅誠司

speaker_id: 18614

日付: 1958-02-27

院: 衆議院

会議名: 文教委員会