茅誠司の発言 (文教委員会)
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○茅説明員 私は結果から申しますと、今おっしゃった通りだと思います。もしもわれわれがこういう結果を知っておったとしましたならば、この企てはしなかっただろうということは、結果から申せばはっきり申し上げられると思います。ただ言いわけになってまことに申しわけないのでありますが、その当時われわれは、場合によりましてはこの装備をもっていけるんじゃないかという点を望んでおったわけでありまして、その点普通の科学的な計画とは違っておったのであります。つまり未知の土地に入って行く、その未知の条件というものがさっぱりわからないものですから、その場合にわれわれとして国の予算や、たとえばグレイシャー号的の船を一そう作るとしますと、三年の年月と約四十億円の金がかかる。それほどの費用を国にお願いしてまでこれをすべきものかどうか、幾分そこに不安があっても、宗谷の改装でいくのではないかというふうに考えたのでありますが、今日となってみますと、これが実行できなかったという点では今おっしゃった通りであると思います。