野原覺の発言 (文教委員会)
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○野原委員 隊長がお帰りになってから十分な報告を聞いて計画されるということも必要でございましょうけれども、実は昭和三十年十月の閣議決定で着手した。何だかしらん、各国に比較してどろなわ式の感を免れない。そういう点から考えても、来年観測をやるならやるという腹がまえくらいは、文部省なりあるいは学術会議なりが固めていらっしゃるに違いないと思っておる。隊長が帰ってから一切の相談をするんだ、こういうことではなしに、国際地球観測年が延期になる、日本は昭和基地には相当な金をかけて、今日十六億円くらいの国費を投じておるわけであります、三カ年計画で。十六億円の国費はむだになるのです。しかも日本がやはり責任を分担する、これはブラッセルに行って引き受けて帰ってきておる以上は、あくまでもこれをやらなければならぬということであれば、やるんだ、やるんだけれども、こまかい計画は隊長が来てから相談をするんだ、聞いてみるんだ、こういうことならわかるけれども、やるのかやらぬのか、この際に至ってまたもとに戻って、一切を御破算にするのか、そういうようなお考えではなかろうと思うのですが、茅先生いかがですか。