岸信介の発言 (予算委員会)

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○岸国務大臣 小平委員のおあげになりましたように、日本農業の実態というものが、ことに農民の生活、諸般の状況を考えてみますると、私は改善を要すべき事項が非常に多いと思います。特に経営面において、土地の狭い、人口の多い日本としまして、いろいろな角度から規模が非常に小さくなって、農業経営というものが非常に困難を来たしておる。これをどういうふうに近代化し、また総合的な経営によってどういうふうに農家の経営というものを安定させていくかということは、考えていかなければならない当然のことであると思います。さらに、われわれは、農村における一般の文化施設であるとか、あるいはいろいろな厚生施設等の点において従来都会よりも非常におくれておる現状にあることを考えると、こういう方面においてもわれわれは大いに力を入れなければならぬ、あらゆる面において十分な検討を必要とすると思いますが、特に、日本としては、私先ほども一言触れましたように、やはり食糧の自給を目ざしての総合対策というものを農業政策の基本に置いて考えていくべきではないか、こういうように考えております。

発言情報

speech_id: 102805261X00719580218_005

発言者: 岸信介

speaker_id: 6788

日付: 1958-02-18

院: 衆議院

会議名: 予算委員会