小平忠の発言 (予算委員会)
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○小平(忠)委員 ただいま岸総理なり農林大臣の御答弁を承わっておりますと、やはりこれは確固たる農政に対する基業的な考えがないと申し上げて私は過言でないと思う。その証拠には、戦後におけるところの農林予算の実体を見れば、歴代の保守党内閣がいかに農政後退、農村軽視の傾向を示しているかということは明らかなんです。(「ノーノー」)それでは昭和二十八年以来の農林予算の推移をごらん下さい。その前に私が承わりたいのは、政府が三十三年度の予算編成方針を閣議で決定いたしましたのは昨年の十二月二十日であります。その財政規模の中で、二の、重要経費の確保と既定経費の節約の中に、明確に農業対策を最重点施策とするということを明記している。この閣議の決定に基いて、大蔵大臣は、各省の予算要求を一応査定せられて、第一次の内示を発表されました。これは、大蔵大臣は、第一次の内示はおれは知らないんだとは言えないはずです。少くとも省議できめているはずです。その第一次内示の農林予算の実体は何です。これは関知したことではないと大蔵大臣は言えないはずです。それによりますと、第一次の内示は、当初農林省の要求額千七百九十五億に対しまして、八百四十七億八千万円。ですから、前年度三十二年度の八百九十四億に比べまして四十七億の削減であります。一方では国の予算規模が一兆三千百二十一億三千万円にふえているにかかわらず、逆に農林予算は四十七億の削減である。これは一体どういうわけなんです。