岸信介の発言 (予算委員会)
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○岸国務大臣 今日、御承知の通り、国際取引の関係も非常に緊密になっておりますし、広く日本の経済活動、産業活動、あらゆる面において、外国との関係も以前と違って非常に密接な関係にあることは、成田委員も御承知の通りであります。しこうしてこれらのもののうち、政府対政府の関係は、あくまでもこれは国対国として従来の慣行もありますし、また私は十分国の立場から、正文につきましても日本語の正文をつけることはこれは当然であると思います。しかし民間の関係におきましては、やはり国際の慣行があり、一般の取引の状況というものを見て、適当な方法がとられることが、私は今日の、また今後の国際経済界の緊密な関係から見て、当然ではないかと思う。今成田委員は、日本銀行というものの特殊な立場、及びこの金額等についても相当多額なものであるから、こういうものについては考えろというお話でございますが、やはり日本銀行というものが向うの銀行との間に取引するというのは、これは一つの国際的の取引の関係として、国際的一般の慣行に従うということは当然ではないか。金額の点につきましても、ずいぶんこれから民間の会社その他商行為として大きな額の取引も私は行われることだと思いますが、やはりそれは今申したように、国際慣行に従ってやっていくということで決して間違いも生じないし、心配ない、こういうふうに考えております。