河野密の発言 (予算委員会)

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○河野(密)委員 先ほど小平君が提議をいたしました問題について、大蔵大臣、総理大臣から御答弁がありまして、一応何か解決がついたようなつかないような関係でありますが、私はこの点だけに限りまして一つ簡単にお尋ねしたいと思います。
 先ほどからの答弁を承わっておりますと、日銀とアメリカの輸出入銀行との間における協定であるから、大蔵省はこれに対して何らの債務的な責任を負うものではないのだということが答弁の趣旨でありまして、その裏づけといたしまして、総理大臣は先ほど、外貨の割当をするということの責任だけを負うておるのだ、こういうことを言われました。そういう見解を表明されたのでありますが、実は、そういう見解は、総理大臣の見解でも何でもなく、向う側に通達をした林法制局長官のリーガル・オピニオンなのであります。そこで、その林法制局長官のリーガル・オピニオンが正しいかどうかということを、われわれはさかのぼってここで問題にしなければならないと思うのであります。
 そこで、私は大蔵大臣にまずお尋ねをいたしますが、この翻訳と原文とを照らし合せてみて、一体日本銀行とアメリカ・ワシントン輸出入銀行における農産物に対するところの借款協定をやった者はだれであるか、これが主導的な地位に立った者はだれであるかということであります。これは日本銀行が自発的におやりになったのか、それとも大蔵大臣あるいはアメリカに行かれた岸総理大臣が計画をされて実際に行われたものであるかどうか。これが私はまず問題になる点だと思うのでありますが、これを総理大臣もしくは大蔵大臣から、主導者はだれであったかということを一つ明確にしていただきたい。

発言情報

speech_id: 102805261X00819580219_075

発言者: 河野密

speaker_id: 28496

日付: 1958-02-19

院: 衆議院

会議名: 予算委員会