河野密の発言 (予算委員会)

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○河野(密)委員 私はそれならばまたあとでお尋ねしますが、一つ、先ほど提案した、その主導者はだれであったかということが、この協定を解釈するのに非常に重大な問題だと思うのであります。この翻訳によりますと、「日本政府大蔵省が、貴行が本取極を締結するこことを是認し、且つ貴行が本取極に規定する債務を引受ることを認可せることを証した当行を満足させるにたる証明書」、こういうふうになっております。しかし、債務を引き受けることを認可せることを証明する云々ということがありまするが、この原文を見ますと、私の英語であれしましてもわかりまするように、「オーソライズド・ユー・ツー・アシューム・ジ・オブリゲーションズ・プロヴァイデッド・フォー・ヒアリン」と書いてあります。この協定に課しておる債務を引き受けるということを大蔵省が日本銀行に権限を与えて日本銀行をして代行せしむるという意味なんです。こういうことでありまして、主導者は、これによれば明らかに、先般来問題になる林法制局長官のわざわざ国際的にまで恥をかくようなリーガル・オピニオンをつけたこのオピニオンとは全く違っておるのです。そういう主導者が大蔵省であり政府である、それを代行するものが日本銀行である、こういうことがちゃんとはっきりこの原文に表われておるのです。大蔵大臣、これを一体どうお考えになりますか。

発言情報

speech_id: 102805261X00819580219_081

発言者: 河野密

speaker_id: 28496

日付: 1958-02-19

院: 衆議院

会議名: 予算委員会