河野密の発言 (予算委員会)

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○河野(密)委員 私はこれ以上質問することをやめますが、どうしてもこの点については納得がいかない。それは、大蔵大臣の再三再四の御答弁、それから総理大臣の御答弁、——総理大臣の御答弁は、先ほど私が言いましたように、これは法制局長官がつけたリーガル・オピニオンをそのまま答弁なすっておるのであるが、これではこの問題についての答弁にならないと思うのであります。私たちがなぜこれを繰り返して質問するかと申しますと、IMFの借り入れにいたしましても、エキジムからの借り入れにいたしましても、私たちは、これは当然国会の承認を得べきものである。日本銀行にこういう借款をさせるということ自身が、私は越権行為だと思う。日本銀行というものはそういうことをやるべき筋合いの銀行じゃありません。なぜ為替銀行をお使いにならないで日本銀行をしてやらしたかという問題が起る。しかも、日本銀行がひもつきの借款というものをなぜやったかということについての疑問は、依然として国民とともに氷釈することができないと思うのであります。しかも、その一部分は食管特別会計の中に百六十億という頭をちょっと出しておる。何のためにこれを出しておくのかということ自身が、依然としてわれわれの満足する御答弁になっておらないのであります。私は、この問題はなお機会があったならばいずれまた追及いたしますが、本日はこれでやめておきます。

発言情報

speech_id: 102805261X00819580219_097

発言者: 河野密

speaker_id: 28496

日付: 1958-02-19

院: 衆議院

会議名: 予算委員会