河野密の発言 (予算委員会)

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○河野(密)委員 その外交政策の問題について、この国会において取り上げられた問題はたくさんあると思います。しかしその一つ一つを今ここであげるわけには参りませんが、私の見るところによると、この国会において一番大きな外交政策上の問題が二つあると思うのであります。一つは、日本の防衛との連関における核兵器の問題でございます。核兵器の持ち込みを許さない、自衛隊に核兵器による武装をしない、こういうことは、本会議におきましても、この委員会においても、しばしば岸首相が言明されたところであります。この言明通りに現実が行われておるならば、国民は安心しておるのでありますが、事実はこれと必ずしも一致しておらない。ここに国民の大いなる不安があるのでありまして、これは日本の国民全体に関する問題であって、私は与党とか野党とか、保守党とか革新政党とかいう問題を超越した大きな問題であると思うのであります。そこで私は、岸総理にお尋ねをいたしたいのでありますが、岸総理は何を根拠として核兵器の持ち込みを禁止するとおっしゃられたのでありますか、岸総理が核兵器持ち込みを禁止すると言われたその根拠をお示し願いたい。単なる首相の考え方として自分はそう思っておるというのであるか、あるいは何らかの根拠があって核兵器の持ち込みは許さないのである、こういうことを言われたのであるか、その根拠をお示し願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 102805261X01519580301_008

発言者: 河野密

speaker_id: 28496

日付: 1958-03-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会