千田正の発言 (決算委員会)

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○千田正君 私は、会計検査院から述べられました、補助金の公共事業に対する国庫負担金等の経理について不当なものとして批難された点のうち、一、二をお尋ねしたいと思うのであります。というのは、毎年々々この問題が起きて来ますけれども、最近次第々々に批難事項が減ってきたということは、お互いに御同慶の至りでございますが、なお今日においても、かような問題が起きておるという点について、いささか残念に思うのであります。特に、本日報告された中で、岩手県の磐井川の堤防砂防工事に対する不当の問題が起きておりますが、これは、御承知の通り、アイオン、カザリン等の大水害に幾多の悲劇を残した場所だけにあって、この工事の完成というものは、住民の福祉あるいは生活の安定の意味からいっても、岩手県民としては待望しておっただけに、かような不正工事が行われたということに対して、私は非常に残念に思う。それで、一体こういう工事の不当がときどき——じゃない、毎年起きてくる、漸次減ってきてはおりますが、起きてきておるということは、これに対する監督の立場にある——これは県営事業のようでありますが、直轄でやっておるわけじゃないからというのでその責任を免れるわけにはいかないと思うのであります。今後こういう問題を払拭するためには、一体建設省ではどういうお考えを持っておるのか。たとえば、これを請け負った工事請負者、批難されるような結果を来たした請負者に対しては、次の場合は、何年か、県営工事とかあるいは国営の工事等に対する公共事業の工事には一応入札を控えさせるとか、いろいろな方法があると思うのであります。建設省当局としての、こういうことに対する今後の方針というものをはっきりしてもらいたいという点と、一体この会計検査院から指摘されたこの事項に対しては、いかなる補修工事をやられたのか、今後ともここは水害が起るであろうと予想されておる土地でありますので、よほどしっかりした工事をやらなければならないはずであります。この指摘された事項に対してどういう補修をやり、あるいは改修をやっておるのか、あるいは今後やろうとするのか。また、たびたび起るこういう不当事項に対して建設省それ自体がいかなる方針によって今後監督あるいはそれに対するところの事前の措置を講ずるかという、政府当局の方針を承わっておきたいと思います。

発言情報

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発言者: 千田正

speaker_id: 27068

日付: 1958-03-28

院: 参議院

会議名: 決算委員会