栗山良夫の発言 (大蔵委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○栗山良夫君 私は普通の年度における通常国会の審議ならば、ただいま委員長がおっしゃったような通りで十分と思っております。しかし、この前も私は委員長に申し上げましたが、委員会の審議の責任云々と言われましたときに、こういう政治情勢では委員長、あるいは大蔵委員会そのものが全部の責任を負うという態勢ではないということを、私はまあちょっと言葉は足りませんけれども申し上げたのです。その要旨は、最近新聞紙上、あるいはその他で伝えられておりまする政府の動き、あるいは与党の動き等を見ましても、四月国会解散というものがあるいは否定をせられ、あるいは半ば含みのある肯定をせられたり、きわめて国民の側からみるならば、非常につかみにくい不安定な状況にあることはだれも私は否定をなさらぬと思うのです。もしこれを完全に四月解散はないということを否定なされば、通常国会は法律の定めておる通りに百五十日間あるのだ、こういうことを言い切って、しかも責任をお持ちになる方があれば、私は何も申し上げません。しかし、最近の情勢はそういう情勢でないりで、そこで今政府に私は質問を申し上げたわけであります。そこで、これから先当大蔵委員会が扱っておりまする法案は、予算実行行の上において特に重要な内容を持っておる法案が多いのでありますから、本来ならば首相に出席を求めて、そうして解散の時期等についてある程度やはり明確にしてもらって、その上で法案の審議の日程等を組む、こういうことでなければ私は当委員会の責任は十分に果し得ないと、こう思うのです。しかし、これはまあ政治論としてはそういうことでありましょうが、なかなかむずかしいことでありましょう。そこできょうは言えないということでありますから、次回までに大蔵省として、ここに提出されておりまする法案全部にわたって、一つ大蔵委員会に要請をせられたい審議の軽重の度合いですね、そういうものを責任をもって提出を願って、われわれの審議が渋滞をしないようにせられる用意があるかどうか、それを伺っておきたい。もしそういうようなことにしましても、国会の審議のことでありますから、予測をしないような困難な審議問題が出てきたりして、予定の通り運ばないかもしれません。しかし、まあ一応われわれは善意に委員会の審議に協力をする、政府の法律案の審議に協力をするという意味において、やはりそういう目標を立てておかなければならぬのではないかと私は考えます。この点を一つ明確にしておいていただきたい。

発言情報

speech_id: 102814629X01219580311_008

発言者: 栗山良夫

speaker_id: 24197

日付: 1958-03-11

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会