安田善一郎の発言 (農林水産委員会)
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○政府委員(安田善一郎君) その点は、全国団体も作っております開拓者の農協連、及び開拓者連盟等ともよくお打ち合せをし、また県庁の係官ともよく研究をいたしましたのですが、千田先生御指摘の分は、従来、返してはまた借り、借りてはまた返し、また借りるというふうにぐるぐる回っておったのは、天災法の短期資金が第一でございますか、その他の措置の分も御指摘のようであったと思いますが、三十一年度の末までの償還計画、償還の実績を見ますると、年度のズレが少しありますか、翌年にかかって償還したものかありますが、昨年度償還期限に到達しておりまするものは、今まで最低が九割でございます。従いまして、開拓者の意向も加え、実績に徴しまして、七割で、確実にそれを見込んでも、新たな融資措置の原資にして確実であるという見通しを大体持っておるのであります。あわせまして開拓者自身もほかの資金を早く返しましても、資金運用部の資金を中心にして政府出資を加えた開拓者資金特別会計の政府資金でございますが、これは返すものは返して、必要なところへ、開拓農家は違う場合もありますが、結局開拓者だけに貸す金でありますから、これは必ず優先的に返すようなふうの仕組みで考えてくれてよろしい、こういう御意向が圧倒的でございましたので、償還条件等の緩和をはかりますれば、原資には事欠かないと、こういうふうに見ておるのであります。なおしかし、それでは安全を期し得られませんので、昨年から始めました自作農資金で割当してありますが、まだ使ってありませんが、三十二年度分五億、三十三年度分五億、計十億を予定しておるわけでございまして、これは五分十五カ年償還でございますので、その分で調節すれば、営農計画もうまく立って、県の承認が得られることの方が僕はむしろおくれるんじゃないか、こういうふうに思っております。