安部キミ子の発言 (予算委員会第三分科会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○安部キミ子君 私は、ただいまの根本大臣の御答弁は、至って不満です。なるほど今、あなたが大臣になられる以前に、この料金はきまっていたということでしたから、その点は、一応了承しますけれども、物の考え方として、どこまでも営利的な考え方、この考え方が私には、いかにも資本主義国家といいながら、こういう公共性を持った、しかも国が責任をもって運営していかなきゃならない料金について、まるで商売人が商売の経営をしていくような考え方、この考え方に私は不満です。もちろん、今副総裁がお話になりましたように、今日まだ十日か十五日くらいの実数で、この運営がまかなっていけるかどうかということの結論を出すことは早いと思いますけれども、たとえそれが欠損になりましても、こういう関門トンネルのような公共性を持った事業は、私は、一般会計から補助金なりあるいは予算を繰り入れても、これは当然政府が見守っていいものじゃないか、こういうふうに考えるのです。ですから、そういう観点に立って料金をきめるのなら、もう少し料金も安く、また、先ほど申しましたように、人の料金を五円とか十円とかというようなことでなしに、こういうものは当然無料で通してもいいし、それから、一般の料金はもっともっと安くてもいい。それで赤字が出ても、これは私は、あまり営利的な考え方で運営されるべき筋合いのものじゃないと、こういうふうに考える。私は、こういうふうな考え方に立って、十日か十五日の実績では、料金で予算をまかなえるとか、経費をまかなえるとかというふうな考え方でなしに、根本的にこういうものを考えるときには、あくまでも公共性を持った事業として、国が負担すべきだというふうに考えるわけです。そういう点で私は、大臣が今の地位におつきになる以前にもうきまっておったということは了承しますけれども、もう一度根本的に、水に流してこれを再検討してもらいたい。ただ、もうやりくりができぬとか、あるいは営利がどうだこうだという考え方で言うそのものに私は問題があるというふうに考えるのですが、どこまでも営利的に、この商売的な考え方で、この料金は変らない。こういうふうな考え方なんですか。その点、お二方に御答弁いただきたい。