千田正の発言 (予算委員会第三分科会)
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○千田正君 次長さんはしごくのんきなことを言っているんだけれども、私は、アメリカがビキニの地区において原子核実験をやる、あるいはイギリスもまた南太平洋の孤島を中心として核実験をやる、その放射能は——またソ連でやっている、言うまでもなく放射能は、最近になって日本の島の上にやってきておる、あらゆる面において海上の気象というものは陸上とともに重大な問題になってきておる、そういうことが、今後におけるところの日本の国民の生活を守るという点からいうと、そういうことを重点的に考えなければならないじゃないか、こう思うのですよ。それから、きょうは海上保安庁見えでおられますか。これは海上保安庁に僕は聞くのですがね、一月の上旬に南千島の周辺において日本の漁船が五隻ばかり行方不明になっておる。その当時の風速四十メートルないし三十五メートル、ところが、その吹いたあとに、二、三日たってから行方不明になっておる。それがソ連側に拿捕されたのか、あるいは遭難したのか今もってその確証はあがらない。もしこれが遭難とするならば、おそらく今の気象状況や何かを察知するような設備が十分にできておらないという一つの日本側にとっては弱点があるということ、かりに拿捕だとするならば、当然これは日本政府が外務省を通じてソ連側に、日ソ協定におけるところの海難の条項に基いて、日本人の漁夫の生命並びに財産に対するところの情報を入れるような外交上の折衝をやらなければならない。海上保安庁の船が、あのときに「だいおう」が直ちに現場に行ったはずであります。その報告はどういうふうになっておりますか。それを一応伺っておきたいと思います。