三浦一雄の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(三浦一雄君) 小林君も御了承の通り、この繭糸の問題は歴史的に見てしばしば変動することは御指摘の通りです。あるいは四十年前にきたこともあるしあるいは二十年前にきたこともある。しかも非常に低落した場合、非常に暴騰した場合、おのおのの事象があったことは、御承知の通りであります。従いまして、今度昨年来の夏秋蚕の増産と春蚕の増産によりまして、供給がいわば過剰になってきて、そうしてしかも低落し、従って繭価が維持できなくなったということの現象が生じてきたのであります。そこで、この臨時に起きてきた現象をとらえて、そうして糸価を大体安定したところへ持っていく。そうしてそれに伴って今度は養蚕家に対する繭価を保持してやるという政策をいたしておるのでありまして、安定しますならば、生糸の需要についても、アメリカ等では値ごろの問題よりもむしろ安定した価格ということが必要である、同時にまた、国内におきましても安定したことになりまして、需要が喚起されることになりますと、なめらかなものになると思うのでありまして、そういう意味では、今度のなには、臨時的に起きたことだと見るわけであります。従いまして、しばしば経験したことでありますから、それらの情勢の推移を見誤まることなくして、そうして対応の策を講じて参りたい、こういう考え方でございますから、御了承をいただきたい。