石橋政嗣の発言 (内閣委員会)

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○石橋(政)委員 私からあえて申し上げるまでもなく、新しい戦闘機の機種をどういうものにするかということを内定するまでのいきさつについて、現在非常に批判が大きく持ち上っているわけです。われわれの立場から申し上げますと、今さらどんな機種であろうとも、戦闘機を莫大な金を払って持つ必要などは毛頭ないという基本的な態度を持っているわけでございますが、そのようなことを申し上げておりますと、これは議論になりませんので、一応その前提はさておいて質疑をしてみたいと思うわけであります。
 なぜこの機種設定の問題に疑惑が持たれておるかということを要約いたしますと、過去二年間という長い間、F100にするかF104にするか、この二つの機種が大体中心に論議がされておった。にもかかわらず突如としてグラマンF11F—1Fという機種が現われてきて、これが二カ月間くらいの審議で国防会議の内定までされた。そのあわただしさ、特に国会解散直前をねらって決定されたかのような印象を与えておるところに、一つの疑問点があるわけです。第二に、内定したものと実際に防衛庁が購入しようとしておるものとの間には相違がある。実際に買おうとしているものと国防会議で内定したものとは中身が違うこれは非常におかしいのじゃないかというのが第二であろうと思う。第三はこれに関連いたしますが、実際に防衛庁が購入しようといたしております機種については、特にエンジンの部分その他の装備でございますけれども、今までに何ら試験されたことがないのはもちろん、生産もされておらない。こういうものを日本の新しい機種として採用しようとしておる。これが疑問の第三ではなかろうかと思う。
 ほかにもありますけれども、要約しますと、大体以上の三つにしぼられてくると私は思うわけですが、こういった疑惑を解決しなくちゃならぬ。そこにおいて自民党の内部におきましても大いに反省の声が出てきたことと思うのです。川島幹事長が幹事長の立場として、官房長官であるあなたのところに、ここまで問題が紛糾してきておるのだから、世論のきびしい批判を受けておる現在であるから、善後処理を一つ相談しようじゃないかということで、話し合いが持たれたというふうに私どもは聞いているのでございます。これから機種選定委員会を作るという構想が出てきたと私どもは思うのでございますが、この点に関連いたしましてまず第一番目に、そういう話し合いを川島幹事長となされたことがあるかどうかということ、第二に川島幹事長の提案は当然与党の自民党の立場を代表するものとしてされたものと私どもは理解しておるわけです。官房長官としてはそのようにお受け取りになっておられるかどうか、この二つを最初にお伺いしておきたいと思います。

発言情報

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発言者: 石橋政嗣

speaker_id: 5436

日付: 1958-10-02

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会